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【卓球】関東学生リーグ、女子は東京富士大が全勝優勝!男子は明大が史上最多43度目V!

スポーツ報知 9月13日(火)19時20分配信

◆卓球 関東学生秋季リーグ戦最終日(13日、東京・駒沢体育館)

 卓球の関東学生秋季リーグ戦の最終日が13日、東京・駒沢体育館で行われ、男子1部は明大が専大を4―2で下して、7戦全勝で史上最多となる43度目の優勝を決めた。リオ五輪男子団体銀メダルの丹羽孝希(4年)が2番手で登場。相手エース・田添健汰(3年)に0―3で敗れる波乱も他の選手が勝って、明大は春秋連覇を達成した。

 女子1部は、前日優勝を決めていた東京富士大が日体大を4―1で下し、2000年春以来10度目の優勝を7戦全勝で飾った。池上玲子(4年)と組んだ3番手のダブルスと4番手のシングルスに出場した、カット主戦型の後藤奈津美主将(4年)が2勝をマーク。積極的にフォアハンドの強打を決めて殊勲賞を獲得した。14、15年は春秋ともに2位で、今春は3位と涙をのんできた。「2年前、今回と同じ駒沢体育館で負けて優勝を逃したんです。それを昨日思い出し、リーグ戦優勝にかける強い思いを保てました」と後藤主将はうなずいた。

 主将を中心に毎試合ベンチから全12選手が、コートに立ってプレーする選手を応援し続けた。「(優秀選手賞に輝いた)林めぐみや前瀧初音の3年生も本当に頑張ってくれて、控えの選手たちもしっかり試合に集中できるようにサポートをしてくれた。富士大の特徴であるフォアハンドで積極的に攻めていこうと心がけた結果です」と後藤主将は満面の笑みを浮かべた。

 元々は女子だけの富士短大で02年に、男女共学4年制の東京富士大(東京・新宿区)が誕生した。就任44年目の西村卓二監督(68)は「16年ぶりは、さすがに長かったですねぇ。今季は『全勝してこそ真の優勝だよ』と選手達に言っていたので、今日まで本当によく頑張ってくれました」と目尻を下げた。

 全国で最もレベルが高いと言われる関東学生リーグ戦での王座奪回に「最近はブランド力のある大学さんが強化に本腰を入れ始めて、実績のある選手はなかなか取れなくなりました。今年のウチのチームも高校時代はインターハイ16強が最高で、優勝者はいません。それでも毎年、春先に青梅マラソンに出場して足腰や体力を鍛え、地道にフットワークやサーブ、フォアハンドを磨いてきました。今春のリーグ戦で3位となってから、雑草軍団の負けじ魂みたいなものが芽生えてきたんですよ」と感慨深げに振り返った。

 04年アテネ五輪女子代表監督でもある西村氏は、今夏のリオ五輪を選手にもテレビで観戦させた。「1点の大切さは五輪も、リーグ戦の舞台も同じだと気付いて欲しかった。どんな舞台でも大事な1本を取りたければ、自分から積極的に動かないといけないんですよ」と力説する。後藤主将は「五輪を見て、どんな大会でもフォアハンドで決め切ることが一番大事なんだと感じました」と感謝した。

 就任以来、茶髪や携帯電話の所持は禁止。あいさつや礼儀、卓球に対する姿勢、チームの和を重んじてきた西村監督は「今秋のリーグ戦は3、4年生を中心に、皆が積極的にチームのために動いてくれていました。後藤主将や上級生を中心とした、全12選手の結集力の勝利だと思います」と教え子をたたえていた。

最終更新:9月14日(水)1時31分

スポーツ報知