ここから本文です

【こちら日高支局です・古谷剛彦】韓国G1生観戦 ジャパンCに似た衝撃<2>

スポーツ報知 9月14日(水)7時4分配信

 KRA(韓国馬事会)のヒョン・ミョングァン会長は会見で「韓国の競馬は近年、国際化を推進していったことで今年、13年ぶりにパート2に昇格しました。コリアカップ開催を機に、世界水準に競馬を発展させていきたいと思います」と語った。

 先進国では、競馬は健全なレジャースポーツとして認知されているが、韓国では競馬に対する否定的なイメージがあるという。そのイメージを払拭するため、他の産業との複合施設を造り上げ、競馬場がテーマパークとして、家族連れや女性にも来場しやすい環境作りを進めてきた。競馬場のテーマソングを制作し、SISTARという女性4人組のアイドルを起用。10日の開催中にライブを行うなど、その努力を垣間見た印象はあった。

 国際化の一環として、18年に芝コースを設置し、22年までにパート1入りを果たす構想もあるという。ただ芝コースはソウルの気候を考えた時、個人的な意見として正直、難しい面はある。KRA関係者は日本などで芝の調査をしているようで、パク・ヤンテ競馬本部長は「夏に期間限定で1日3レースほどの施行とし、秋以降は芝の生育を考慮して実施しないなど、あらゆる可能性を考えています。もし芝コースが実現すれば、コリアカップターフの施行も考えています」と話した。

 コリアカップ当日の入場者数は4万4691人とにぎわいを見せた。レースの売り上げは、コリアスプリントが43億7551万ウォン(約4億円)、コリアカップが48億11万8800ウォン(約4億4000万円)だった。最終レースは64億2338万ウォン(約5億8000万円)と聞き「???」と思ったが、韓国では最終レースが最も売れるのが普通。最終レースの売り上げは、1週前の日曜(4日)と比較すると、10億ウォン(約9000万円)以上とのこと。最終レースの売り上げで盛り上がりを計ることができた。今年のコリアダービーの売り上げは約47億8000万ウォン(約4億3000万円)、昨年の大統領杯が約46億ウォン(約4億2000万円)、グランプリは約61億ウォン(約5億5000万円)で、韓国のビッグレースの売り上げには近い数字を残すことができた点から、関係者はコリアカップを「小さな成功」と表現していた。(競馬ライター)=つづく

最終更新:9月14日(水)9時18分

スポーツ報知

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ