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石原慎太郎氏、「豊洲盛り土」問題で小池氏に期待「徹底的にやるべき」

スポーツ報知 9月14日(水)6時6分配信

 元東京都知事で作家の石原慎太郎氏(83)が13日、BSフジの報道番組「プライムニュース」に生出演し、築地市場(中央区)の移転先に予定されている豊洲市場(江東区)の土壌対策を巡り都が誤った説明をしていた問題について「(知事時代の)僕はだまされたんですね。結局、してない仕事をしたことにして予算を出したわけですから。その金、どこ行ったんですかね?」と都を批判した。

 豊洲移転は2001年に正式決定。今回の問題が発覚後、当時の知事だった石原氏が発言したのは今回が初めて。自ら移転を推進した立場として、市場棟の床下に土壌汚染対策の盛り土が行われていなかったことを現職時代に知らされていなかったと明かし、「現場の人間しか分からないのに手を抜いたわけでしょ。あってはならないこと」と不快感をあらわにした。

 続いて「豊洲移転問題では(新たな)スキャンダルが出そうなんですよ。(盛り土問題と)2つ合わせて、都の役人は腐敗していると思った」と、さらなる問題の発覚を示唆。改革に着手した小池都知事に対しては「徹底してやるべき。やってもらいたい」と手腕に期待を寄せた。

 新事実が次々と発覚する豊洲市場を巡っては、この日も新たな問題が浮上。都が有識者会議で了承を受けないまま、盛り土を実施しない工法を決定したことが判明した。当時の会議メンバーだった専門家は「工法を変更するなら説明が必要だった」と話す。

 また、12日に市場を視察した民進党都議団は、青果棟の地下空間に水が3センチほどたまっていたことを明らかにした。地下水であればベンゼンなどの有害物質が含まれている可能性がある。さらに、これまで35~45センチのコンクリート層でフタをしたとされる水産卸売場棟の地下空間の床にも砂利がむき出しになった部分があり、1センチほど水がたまっていたという。

最終更新:9月14日(水)6時6分

スポーツ報知