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グラーツで「メルセデス・ベンツGクラス」に試乗

朝日新聞デジタル 9月13日(火)11時20分配信

【小川フミオのモーターカー・世界の名車<特別編>】

 メルセデス・ベンツで最も長寿なモデルはGクラスだ。1979年に発売され、その後モデルチェンジの噂(うわさ)があったものの、現在に至っている。先頃、このGクラスの製造を手掛けるオーストリア・グラーツのマグナ社で生産ラインを見学した。その後、標高1400mの山の斜面にある専用のテストコースで試乗する機会に恵まれた。かつてGクラスは、Gワーゲン、ゲレンデワーゲンとも呼ばれていた。メルセデス・ベンツの開発担当者によると「真のゲレンデワーゲンと呼ばれるのはGクラスだけ」という。ゲレンデワーゲンとは、ドイツ語でオフロードカーのことだ。オフロード性能の高さについて、ある程度は知っているつもりだったが、下りなどの速さに改めて感心した。路面がうねっていても、岩場でも、一気に下っていける性能ぶりは、足回りとブレーキがいかに優れているかの証左である。生産されたうちの7割強が今も走っているという。実は、最もエコなのかもしれない。

【写真】マグナ社のGクラス専用工場

(文 モータージャーナリスト・小川フミオ / 朝日新聞デジタル「&M」)

朝日新聞社

最終更新:9月13日(火)12時7分

朝日新聞デジタル