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彗星で行方不明の探査機フィラエ、見つかる。探査機ロゼッタがミッション終了間際に発見

ギズモード・ジャパン 9月13日(火)12時10分配信

やっぱり崖の影になってました。

2014年11月、チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に降り立った探査機フィラエは、その後数日で交信できなくなってしまいました。彗星の軌道上には相棒の探査機ロゼッタがいましたが、フィラエがどの地点にいるのかは確認できないままでした。

でもついに、ロゼッタがフィラエを発見したようです。考えられていたとおり、でこぼこした彗星にある崖の影に倒れていました。

そもそも動いている彗星の上に小さな探査機を着陸させるだけでもものすごく難しいミッションでした。ロゼッタミッションチームは、小さな問題が起こりつつもやりとげてきましたが、最終的にフィラエとの交信は途絶えてしまいました。当時の状況を、米GizmodoのMaddie Stone記者はこう伝えています。

“2014年11月のタッチダウンのとき、着陸機は2回バウンドし、崖の暗い影に落ちてしまいました。ソーラーパネルを充電するのに十分な太陽光がないため、フィラエはすぐに電力源を使い果たしました。そして57時間後には交信を絶ったのです。

6カ月後、彗星が太陽に近づくと、フィラエは短時間その眠りから覚め、自宅に電話しました。それからまた静かになりました。フィラエチームにはそれ以降、何の音も届いていません。“

フィラエの居場所は、最後の通信の無線測距データから数十メートル四方程度まで絞り込めたものの、はっきりここと特定するまでは至っていませんでした。いくつかそれらしきものは見えていたのですが、ロゼッタから得られる画像の解像度が足りず、フィラエがいた!と確信を持てる状態ではありませんでした。

でも9月2日、ロゼッタの軌道が彗星に十分近づきました。そこでチャンスとばかり、搭載しているカメラ「OSIRIS」がそれっぽい地点を撮影。高解像度でフィラエの本体とその足2本を捉えることに成功したんです。

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最終更新:9月13日(火)12時10分

ギズモード・ジャパン

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