ここから本文です

カシオ計算機=本格進出5周年を祝う=不況下でも売上5倍に=今後3年で倍増を視野に

ニッケイ新聞 9/13(火) 21:54配信

カシオ計算機株式会社(樫尾和宏社長、本社=東京都)の現地販売子会社「カシオ・ブラジル」(平野雅一社長)は、サンパウロ市ピニェイロス区にあるアシェ文化複合施設内会場で、当地での創業5周年を祝し記念式典を盛大に行った。厳しい経済情勢が続き、各社が軒並み減収減益を強いられるなか、本格的なブランド戦略によって着々と売上を伸ばし、11年度比5倍にまで拡大した。本社から樫尾社長らも駆けつけ、取引先各社の関係者らに対し、同社への継続的な協力を求めるとともに、ブラジルでの更なる販売拡大に向けて強い意気込みをみせた。

式典で挨拶した樫尾社長は、社是である『創造 貢献』に触れて、世界累計8千万本の売上を誇る耐久性能に優れた腕時計「G―SHOCK」や、本格的な音とタッチを実現したデジタルピアノ「CELVIANO」など、斬新な機能を持った製品を創造することで、社会に貢献してきたと振り返る。
 「ブラジルは日本と強い繋がりをもった国。取引先の皆様に資するだけでなく、ブラジルに広く貢献していきたい」として、「今後も、ゼロから1を生み出すような製品を作っていきます。ご期待下さい」と語った。
 同社は70年代半ばから代理店を通じて当地で販売開始。09年1月に現地法人を立上げ、11年10月からは中南米全体の営業機能をブラジルに統合し、本格的な市場開拓に乗り出した。12年1月にはウルグアイに物流管理会社を設立。中南米各国の販売代理店からの発注に対して、即時出荷体制を整えた。
 平野社長は、「80年代にG―SHOCKは世界的ブームとなったが、代理店経由でマーケティング活動が疎かになっていた」と振り返る。売上5年連続拡大の理由を聞くと、「一流アスリートを大使として採用し、ブランディングを図ってきた。その結果、当地でもだいぶ認知されてきた」と手応えを語る。
 デカセギ経験のある日系人から寄せられる信頼も厚く、2年連続出展する県連日本祭りでも売れ行きは好調だった。
 当地では腕時計、計算機、電子楽器、プロジェクターの4事業を柱とする同社。GPSやスマートフォーンとリンクした「G―SHOCK」など高付加価値商品の更なる販売強化や、高等教育で関数電卓使用が認可されていない当地において、政府機関との共同プロジェクトによる教育市場開拓を主力柱として、経済低迷のなか、今後3カ年で15年度比売上倍増に挑戦する。

最終更新:9/13(火) 21:54

ニッケイ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

うん、核融合炉を作ったよ
核融合こそ未来のエネルギー問題への答えであり、子どもにだって世界は変えられる、テイラー・ウィルソンはそう信じています。そして彼はそのどちらにも取り組んでいます。14歳の時に家のガレージで核融合炉を作り、17歳となった今、直前の依頼に応えてTEDのステージで自分の物語を(手短に)語っています。