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魚が大量死、コイやウナギなど…戸田の笹目川「よほど有害なものか」

埼玉新聞 9月13日(火)0時19分配信

 11日午前8時半ごろ、埼玉県戸田市の笹目川で釣りをしていた人から「死んだ魚が浮き、悪臭がする」と同市内に住む県南漁協の青木英雄理事長(87)らに連絡があった。

 青木さんと同漁協理事の宗臺(しゅうだい)辰男さん(76)が小型艇で、荒川本流近くの笹目水門から上流の北戸田駅付近までを約2時間かけて見回り、死んだ魚約500匹を回収した。水面に油が浮き、魚の腐敗臭がした。

 死んだ魚は体長30~40センチのコイやハゼ、ボラの子、ウナギなど。県のさいたま県土整備事務所、県中央環境事務所、市の環境課で原因を調査している。

 青木さんは「漁協ではウナギなどを放流しているが、殺すために放流しているのではない。川の尊さ、水の尊さを伝えるのも漁協の仕事。県はしっかり原因を突き止めてほしい」と話した。

 笹目川のゴミ拾いをボランティアで続けている宗臺さんは「川底にいるウナギまでが死んだのは異常。川底の魚まで根こそぎ殺す、よほど有害なものではないか」と話している。

最終更新:9月13日(火)0時19分

埼玉新聞