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バス走行中に運転手が自殺、中国人観光客24人が死亡

ロイター 9月13日(火)14時57分配信

 今年7月、台湾桃園市で観光バスがガードレールに衝突して、中国からの観光客ら26人が死亡するという惨事を捜査していた台湾警察当局は9月10日、運転手の自殺行為が原因の事故だったことを明らかにした。
 中国からの観光客24人とガイドを乗せたバスは、8日間の台湾観光旅行を終えて桃園国際空港に向かう途中、高速道路を走行中に炎上し、ガードレールに衝突。乗員乗客26人全員が死亡した。
 当局の発表では、“自殺願望”があった運転手が、事前に用意したガソリンを運転席にまき、走行中にライターで火を付けて自殺を図ったというもの。検察は、容疑者死亡のため不起訴処分としたが、同時に賠償責任者でもある運転手が死亡したことで、犠牲者の遺族への補償金も支払われなかったという。
 台湾は中国大陸からの観光客の人気が高く、観光地に落ちる大陸マネーは重要な収入源になっているが、その反面、中国人観光客が関係した事件事故が多いことも確かだ。

(台湾、桃園市、9月12日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)

最終更新:9月13日(火)14時57分

ロイター