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AKIRAと小林直己ら「たたら侍」凱旋会見「日本人の精神を伝えた所が評価された」

MusicVoice 9月13日(火)18時42分配信

 EXILEのAKIRA(EXILE THE SECOND=35)と小林直己(三代目J Soul Brothers=31)、劇団EXILEの青柳翔(31)が13日、都内で、映画『たたら侍』(2017年初夏公開、錦織良成監督)のモントリール映画祭「最優秀芸術賞」受賞に関する凱旋記者会見を開き、心境を語った。また、この日は、映画監督の錦織良成氏も同席した。

【写真】喜びを分かち合うAKIRAと小林直己

 『たたら侍』は、刀の原材料となる最高水準の鋼材「玉鋼(たまはがね)」を作る島根県の伝統的な製鉄法「たたら吹き」をめぐって、ある一つの村の中で発生する争いのなか、脈々と受け継がれていく人々の思いや伝統技術を描くことで「真の武士道精神」を表現した時代劇。9月5日におこなわれた、モントリオール世界映画祭で、主要コンペである「ワールド・コンペティション部門」で上映され、最優秀芸術賞に輝いた。日本では2017年初夏に公開予定となっている。

 作品受賞についてAKIRAは「(最優秀芸術賞は)グランプリよりこの映画にはぴったり」とコメントしながら、海外での評価について「職人さんが侍精神を持って生き抜くところを描いたのが、この作品の見どころでもあると思います。『ジャパニーズプライド』が伝わったのでは」と思いを明かいた。

 また、報道陣から「オスカー(アカデミー賞)は?」と聞かれると「あんまり偉そうなことは言えないですけれど…、一つ一つの作品をどれだけ全力投球で向かっていけるかでつながってくるんじゃないでしょうか。一歩一歩積み上げた先に、そういった舞台や世界の道が切り開けたら」と真摯にコメントした。

 8月29日に、カナダでおこなわれたワールドプレミアに出席した小林も「うれしいよりも驚きの方が強かったですね。(受賞の話を)聞いた直後は、賞の大きさがよくわからなかったけど。でもいろいろな方から言葉をいただき、こういった場に参加させていただけると、すごく大きな意味のあることだったんだなと光栄に思ってます」と感慨深く受賞を振り返った。

 その一方で、「上映後のパーティでたくさん質問を受けたのですが、特に『結局、侍って何なんだ?』と言われることが多かったんですが、侍をただの戦闘員だと思っている人が多かった中で、“誰かを守るために自分を鍛える”という日本人の精神を伝えたところが評価してもらえたのではないでしょうか」とも。

 また本作は、EXILEのリーダーHIROがエグゼクティブプロデューサーを担当。錦織監督は「現場は、みんながいいものを作ろうという気分で満ちていた。今どきこんな現場は珍しいですし、監督冥利に尽きます。そんな中『本物をやろうぜ』というHIROさんの言葉に、このような形で応えられたのはうれしく思います」と受賞の心境を明かした。

 役作りの狙いをたずねられると、小林は「役作りというか、自然がものすごかった、だからずっと見ていたんです。気付いたら1時間も経っていて、それを青柳に見られていまして…」と明かすと、青柳はそれそれという顔をして「僕がご飯を食べに行くときに『あ、直己さんが山を見てるな』と思ったんですけど、食べ終わって戻ってきたら、まだ同じように仁王立ちしてたのでびっくりしました」と笑いながら説明。するとAKIRAが「それが、“直己侍”です」とすかさずオチをコメント、笑いを誘っていた。

 またAKIRAは、撮影の合間に出雲大社にお参りに行った際に、絵馬に願い事を書いたものの、現地に自分がいるのがファンにバレてしまい「自分の願い事を見られるのが恥ずかしくて、絵馬を自分の家に持って帰ってきてしまいました」とロケのエピソードを告白。

 絵馬に書いた内容をたずねられると「映画の成功と、あとは個人的なこと」と回答。「個人的なことって?」とさらに突っ込まれると「その内容については、コメントは控えさせていただきます」と返答しながら「これ、一回言ってみたかった」とコメント、さらに笑いを誘っていた。(取材・桂 伸也)

最終更新:9月13日(火)18時42分

MusicVoice

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。