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東武鉄道SL復活、久喜で火入れ式 記念乗車券を販売、来夏運行へ

埼玉新聞 9/13(火) 10:30配信

 東武鉄道(本社・東京都墨田区)は12日、埼玉県久喜市の南栗橋車両管区で、約50年ぶりに運行を復活させる蒸気機関車(SL)の安全を祈願する「火入れ式」を行った。SLは来夏をめどに栃木県内の東武鬼怒川線で運行する予定。

 当日は、SLの「火室」に点火し、石炭を投げ入れる「点火之儀」などを実施。鷲宮神社の神職が神事を執り行った。

 同社の根津嘉澄社長は参列した関係者らに「SLが地域の宝として皆さまに末永く愛され、沿線地域とともに成長していく存在になることを強く願う」とあいさつした。

 火入れしたSL(C11形207号)は8月にJR北海道から借り受けたもので、2014年11月まで運行していた。東武では既にSLの設備を廃止。携わった従業員も退職しているため、乗務要員の養成はJR北海道や秩父鉄道、真岡鉄道などに協力してもらった。

 座席定員数は約200席を予定。東武鬼怒川線下今市―鬼怒川温泉間(12・4キロ)を片道約35分、土休日を中心に年間最大140日程度、1日3往復となる見込み。

 同社は同日から、東武線主要駅などで、火入れ式を記念した乗車券(1セット税込み千円、3千セット限定)の販売も始めた。

最終更新:9/13(火) 10:30

埼玉新聞