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【ブラジル】8月の黒字41億ドル超 1~8月累計は過去最大に

サンパウロ新聞 9月13日(火)6時28分配信

 2016年8月(23営業日)のブラジルの貿易は、輸出額が169億8900万ドル、輸入額が128億4900万ドルで、収支は41億4000万ドルの黒字だった。この8月の結果により、年初来累計の貿易黒字は1~8月の黒字額としては1989年の統計開始以来最大の323億7000万ドルとなった。同時期のこれまでの最高は06年の297億4000万ドルだった。開発商工省が1日発表した。

 同月の1営業日当たりの取引額は、輸出は7億3870万ドル、輸入は5億5870万ドル。15年8月の平均に対して輸出は0.2%増、輸入は8.3%減だった。また、前の月の平均に対してはそれぞれ5.0%減、0.2%減だった。

 15年8月に対しては半製品の輸出額が13.6%、完成品が7.6%、それぞれ拡大したが、1次産品は9.8%減と落ち込んだ。今年8月の輸出数量(全体)は15年8月を0.9%上回ったが、輸出品目の価格は平均で0.7%下落した。

 半製品の中では粗糖の輸出額の伸びが72.2%増と際立った。粗糖は輸出数量が前年同月に対して38%拡大した上に、価格が15年8月に比べて24%高かった。

 完成品の中では精製糖(154.1%増)、貨物用自動車(116.0%増)、飛行機(102.3%増)などの伸びが大きかった。

 これらとは逆に縮小した1次産品は、主に大豆穀粒(27.6%減)、牛肉(20.8%減)、鶏肉(14.4%減)、原油(13.8%減)、コーヒー(9.1%減)の輸出額が大きく落ち込んだ。

 16年8月の主要輸出先5カ国は中国(30億700万ドル)、米国(23億8900万ドル)、アルゼンチン(12億4200万ドル)、オランダ(8億3500万ドル)、英国(5億400万ドル)だった。

 輸入額は、資本財が31.0%、燃料・潤滑油が15.1%、消費財が13.5%、そして中間財が0.5%、それぞれ15年8月に対して縮小した。資本財では主に産業用輸送機器の輸入額が減少した。燃料・潤滑油の輸入額縮小は主に原油や天然ガスなどの価格が下落したことによる。消費財は主に乗用車や家電などの耐久消費財の輸入額が縮小した。

 今年8月の主要輸入元5カ国は米国(22億9800万ドル)、中国(21億8700万ドル)、ドイツ(8億7700万ドル)、アルゼンチン(7億9700万ドル)、韓国(4億1300万ドル)だった。

サンパウロ新聞

最終更新:9月13日(火)6時28分

サンパウロ新聞