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【ブラジル】リオ五輪、マイナスに影響 先行きは緩やかに回復へ

サンパウロ新聞 9月13日(火)6時28分配信

 全国自動車販売業者連盟(Fenabrave、自販連)が1日公表した資料によると、2016年8月の国内新車販売台数(登録ベース)は乗用車、軽商用車、トラック、バスを合わせて18万3901台。15年8月を11.26%下回ったものの、前の月に対しては1.37%増と4カ月連続で伸びた。今年1~8月累計の台数は134万8812台。前年同期比23.09%減と、自販連が8月初めに示した年間の落ち込み予想(前年比18.2%減)をいまだに上回っている。

 8月の新車販売数は7月に対して1.37%の伸びを見せた。しかしこの伸びは、単に8月の営業日数が7月よりも2日多かったという理由から来ている。8月の営業日数は23日、7月は21日だった。1営業日当たりの販売台数でみると、8月の販売は7月に対して7.44%落ち込んでいる。

 乗用車・軽商用車だけで見た場合、8月の販売台数は前月を1.90%上回った。ただし、1営業日当たりの数は7月に対して6.96%減とやはり落ち込んだ。

 1日付伯メディアによると、自販連のアラリコ・アスンソン・ジュニオル会長はリオ五輪のマイナスの影響があったことを認めている。同氏は声明の中で「各競技が行われる日に販売店への客足が落ちるなど、五輪が負のインパクトを与えた。しかしその影響は、営業日数が多かったことで相殺された」と言及している。つまり、営業日数が多くなかったなら、五輪の影響で販売台数が落ち込んでいたということだ。同様のことは14年のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催時にも起こった。W杯の時には自動車に限らず小売り全般で販売が低迷し、各業界は一様に、W杯のマイナスの影響によって業績が落ちたと嘆いていた。

 先行きについてアスンソン会長は、今年末までには国の政治状況の定義付けが各ビジネスにプラスの反応をもたらすはずだとの見方を示し、「各種の信頼感指数が改善しており、政治の定義付けとともに経済全体と自動車業界が反撃を開始する。まだ緩やかなものだが、この先数カ月の間に、それは我々に年間累計のより小さな落ち込みを、16%前後の落ち込みを見越させる」と述べている。

◆オニキスが13カ月連続最多

 同月に最も売れた(登録ベース)車種は、乗用車はゼネラル・モーターズのオニキス(GM ONIX、1万2422台)、軽商用車はフィアットのストラーダ(FIAT STRADA、6009台)だった。オニキスの首位は15年8月から13カ月連続。日本のメーカーの中ではトヨタ自動車のカローラ(6030台)、ハイラックス(2876台)がそれぞれの部門で最多だった。

 乗用車と軽商用車を合算した同月のメーカー別市場シェア上位5社はGM(17.26%)、フィアット(16.60%)、フォルクスワーゲン(VW、10.48%)、フォード(FORD、9.80%)、トヨタ(9.67%)。上位3社の順位は7月と同様だが、フォードとトヨタの順位が入れ替わった。トヨタ以外の日本勢はホンダ(5.13%)が8位、日産自動車(3.53%)が9位だった。

サンパウロ新聞

最終更新:9月13日(火)6時28分

サンパウロ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。