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政活費不正 岡本富山市議が辞職

北日本新聞 9/13(火) 0:30配信

 富山市議会最大会派・自民党の岡本保氏(65)=通算9期、中滝(大山)=は12日、自作の20万円の領収書で政務活動費を不正に受け取ったとして議員辞職した。10~12回分のお茶・菓子代をまとめて請求したと釈明したが、政活費が充てられない催しも含まれていた。20万円すべて返還するという。同会派では5人が不正を認めており、うち3人が辞職した。

 岡本氏が11日に市大山文化会館で開いた記者会見によると、偽造したのは2013年5月26日の富山市内にある商店の領収書。同日、同市上滝(大山)で開いた市政報告会に出席した400人分のお茶・菓子代として市に20万円を請求した。領収書は、過去に同じ店からもらったものに似せて自らパソコンで作った。

 実際に報告会に参加したのは150~200人。加えて、開催に向けて5、6回行った打ち合わせに出席した後援会幹部延べ約100人と、各種団体の総会で4、5回、市政報告した際の出席者約100人分のお茶・菓子代も合算して請求した。打ち合わせは後援会の会合とみなされ、政活費は充てられない。

 茶菓子代はすべて1人500円で計上していた。受領した20万円のうち報告会で使ったのは7万5千円~10万円となり、残る12万5千円~10万円は他に流用したことになる。

 また、各種団体の総会のお茶・菓子代は人数分の現金を団体に渡したと説明。出席者の多くは市内の有権者と考えられ、市選管は「市政報告を行っても、他者が主催する集まりに茶菓子代を出すのは、公選法が禁じる寄付に当たると思われる」と指摘した。

 岡本氏は12日、市田龍一議長に辞職願を提出し「ご迷惑を掛けて申し訳ございません」と謝罪。報道陣には「領収書を1枚にまとめたことは軽率だった。自覚が足りなかった。議員としての資格がないと思い、辞職を決めた」と述べた。市議会は本会議冒頭で辞職を許可した。

北日本新聞社

最終更新:9/13(火) 0:30

北日本新聞

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