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藤井氏20万円不正受給 富山市議会自民政活費問題

北日本新聞 9月13日(火)0時45分配信

 政務活動費を不正に取得していた富山市議会自民党の藤井清則氏(54)=北代=が12日、市役所議会棟で記者会見を開き、2014~15年度に20万8千円を受け取り、水増し分が14万6千円あったと公表した。不正取得分は新聞代や電話など通信費に充てたと言い、受給分は全て返すとした。進退を問われると「後援会と相談して決めたい」とだけ述べた。会見の前半は「水増しは自らの勘違い」と強調し、不正とはなかなか認めなかった。

 藤井氏は14年8月~15年9月に11回、市政報告会の茶菓子代として、市内の酒店で受け取った白紙の領収書に水増しした額を記入。実際には1本150円ほどの茶やビールを買ったが、議会内のルールに定めた茶菓子代の上限(1人500円)ですべて請求していた。

 不正の理由を「1人500円として請求できると思っていた」と弁明。当選1期にもかかわらず水増し請求していることから、先輩議員から教わったのかと尋ねられると「多分教えてもらって、自分で勘違いした」とあいまいに答えた。一部の報告会で、出席者にビールなどアルコールを出していたことも認めた。

 取材の冒頭で自らの行為を「不正受給疑惑」と強調し「新人として必死に働いてきたが、勉強不足だった」「だまそうとしたわけではない」と繰り返した。しかし、報道各社から、疑惑ではなく明確な不正であると何度も指摘され、「不正があった」とようやく認めた。

北日本新聞社

最終更新:9月13日(火)0時45分

北日本新聞