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芸術イベントで公開制作へ

紀伊民報 9月13日(火)16時46分配信

 和歌山県串本町潮岬の潮岬青少年の家を拠点に今月末まで同町内に滞在し、作品を公開制作する、写真家で東京芸術大学先端芸術表現科教授の佐藤時啓さん(59)が12日、同町串本の町役場本庁舎に田嶋勝正町長を訪ねた。田嶋町長は「芸術の世界で新たな串本町を表現してもらえたら、より多くの人がこの町に興味を持ってくれると思う」と期待を寄せた。

 和歌山市のNPO和歌山芸術文化支援協会(井上節子理事長)が、県の紀の国森づくり基金活用事業として実施する「森のちから9 森・HIKARI・海」というイベント。芸術家を招き、地域住民らと交流しながら創作活動をし、熊野の豊かな森の魅力を発信するのが目的で、今年のテーマは「森から海へ」。イベントは9回目で、このうち田辺市中辺路町で5回開催し、串本町では4回目。

 公開制作は潮岬青少年の家のキャンプサイトを拠点に、天気を見ながら場所を移すなどしながら行う。この日の午前中も、同町田原の荒船海岸で撮影をしてきたという佐藤さんは「この辺りは、黒潮に洗われた岩があり、さらに海からすぐ森が見えているのが特徴的。25日をめどに、撮影した物をプリントして、写真を展示するが、場所は潮岬青少年の家か田並劇場(同町田並)か未定。制作の様子も見てもらいたい」と話した。

最終更新:9月13日(火)16時46分

紀伊民報