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「カタン」で世界切符、独発祥のボードゲーム かほく・堂さん、日本選手権で準優勝

北國新聞社 9/13(火) 2:35配信

 かほく市白尾の会社員堂(どう)久剛さん(48)は、ドイツ発祥のボードゲーム「カタンの開拓者たち(カタン)」の世界大会出場を決めた。堂さんはカタン普及に向け、北陸で愛好家クラブの結成や大会開催などに取り組んでおり「世界で優勝して北陸のプレーヤーをさらに増やしたい」と意気込む。スマホゲームが台頭する中、仲間が顔をあわせるボードゲームの魅力を伝えたいという。

 カタンは2~4人で行うボードゲームで、1995年にドイツで誕生した。六角形の無人島の地図上でさいころを振り、資源を集め「都市」などを建設し、より土地を繁栄させた人が勝ちとなる。

 中学のときからボードゲームが好きだった堂さんは、6年前に東京のゲーム店でカタンを知り、プレーを始めた。堂さんによると、資源交換の取引でプレーヤーの個性が出る点がカタンの魅力で、これまでは愛好者が多い東京や大阪に遠征してプレーしてきた。

 堂さんは昨年9月、北陸でも愛好者が集う場を作ろうと「北陸カタンクラブ」を発足させた。月に1度、金沢市のITビジネスプラザ武蔵で約20人が集まって活動している。今年3月には「第1回北陸カタン王決定戦」(北國新聞社後援)も企画した。

 堂さんは2012年から日本選手権の地方予選に出場しているが、これまでの最高順位は13年のファイナル大会10位だった。日本チャンピオンになることを目標に、北陸カタンクラブで仲間と戦略について話し合い、技を磨いてきた。

 今年の日本選手権の地方予選は全国4会場で計約410人が出場した。北陸トーナメント大会は6月19日に金沢市で開催され、堂さんは約60人の中で優勝、7月31日のファイナル東京大会で準優勝に輝き、世界への切符をつかんだ。

 世界大会は23~25日に米コロラド州で行われ、30以上の国から勝ち抜いてきた64人が出場する。堂さんは、カタンはコミュニケーションの道具として最適だと話し、「世界大会出場は北陸のなじみの仲間と続けてきたおかげ。世界中の選手との交流を楽しみ、優勝を目指したい」と力を込めた。

北國新聞社

最終更新:9/13(火) 2:35

北國新聞社