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長期金利上昇、超長期債ゾーン中心に売り優勢-ツイストスティープ化

Bloomberg 9月12日(月)7時59分配信

債券市場では長期や超長期債相場が下落。日本銀行がイールドカーブのフラット化修正に動くとの観測に加え、20年債入札を翌日に控えて超長期ゾーンを中心に売りが優勢となり、利回り曲線はツイスト・スティープ(傾斜)化した。

12日の現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の344回債利回りは、日本相互証券が公表した前週末午後3時時点の参照値より0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.015%で開始し、一時マイナス0.03%に低下。午後は超長期債利回りの上昇に連れて一時マイナス0.01%まで水準を切り上げた。新発20年物の157回債利回りは4.5bp高い0.475%と3月16日以来の水準まで上昇。新発30年債利回りは0.565%、新発40年債利回りは0.615%と、ともに3月以来の高水準を付けている。

メリルリンチ日本証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジストは、「20年債入札を明日に控えて、日銀の検証を前に超長期ゾーンのポジションは取りにくい」と話した。「今月は国債償還もあり、日銀検証で何もなければ反転してフラット化する可能性もある。ただ、日銀決定会合前は短いゾーンでロールダウンを図る方が良いのではないか」と述べた。

新発2年物国債の368回債利回りは一時5.5bp低いマイナス0.26%と7月29日以来の水準まで低下した。新発5年物の129回債利回りは4bp低いマイナス0.20%と8月2日以来の低水準まで達した。

長期国債先物市場で中心限月12月物は、前週末比3銭安の151円36銭で取引を開始した。151円30銭を付けた後は水準を切り上げ、一時は151円75銭まで上昇した。午後は伸び悩む展開となり、結局6銭高の151円45銭で引けた。

フラット化修正策

ロイター通信は9日、複数の関係筋を引用し、日銀が金融機関の収益減や生保・年金の運用難といった副作用の要因になっているイールドカーブのフラット化の修正策を検討すると報じた。超長期金利の大幅低下に比べ、景気刺激効果の高い中期金利などの抑制を重視するという。

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最終更新:9月12日(月)15時19分

Bloomberg

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