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NY外為:円上昇、先週の株・商品売り受けて安全需要強まる

Bloomberg 9月13日(火)5時15分配信

12日のニューヨーク外国為替市場では、円が主要通貨に対して上昇。先週の世界的な株・商品売りを受けて、安全資産を求める動きが広がった。

円は対ドルでの上げを拡大。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事が、「先制的に政策を引き締める論拠は弱まっている」と指摘したことを受けた。市場は21日の日本銀行の政策決定発表に注目している。7月の政策会合では国債買い入れペースが据え置かれ、それを背景に円は急伸した。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズの為替ストラテジスト、エリック・ビロリア氏(ニューヨーク在勤)は「米金融当局が動く見込みは低いことから、短期的には円のモメンタムは日銀の会合に左右される」とし、「世界的に株式相場は下落傾向にあり、そうした状況は円にプラスになることが多い」と続けた。ビロリア氏は、円は年末かけては1ドル=103円に下落すると予想している。

ニューヨーク時間午後5時現在、円は対ドルで前週末比0.8%高の1ドル=101円85銭。対ユーロでは0.8%上げて1ユーロ=114円43銭。

モルガン・スタンレーのチーフグローバル通貨ストラテジスト、ハンス・レデカー氏(ロンドン在勤)は「海外の資産が日本に戻りつつあり、それが円を支えている」と指摘。「債券市場では大きな変化が起きており、それは波及効果をもたらす」と続けた。

レデカー氏は、円が年末に向けて1ドル=99円に上昇すると予想している

原題:Yen Advances as Traders Seek Safety After Risk Markets’ Rout(抜粋)

第5段落以降を追加し、更新します.

Chikako Mogi, Susanne Barton

最終更新:9月13日(火)6時33分

Bloomberg