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米利上げなら、日本や欧州からの米社債需要に響く可能性-ドイツ銀

Bloomberg 9月13日(火)14時42分配信

海外投資家の米社債需要は旺盛で、米企業は今年これまでに1兆ドル(約102兆円)を超える社債を発行できた。だが、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げすれば、このブームは終わる可能性がある。ドイツ銀行のストラテジストらがそのように指摘した。

同行のオレグ・メレンティエフ、ダニエル・ソリド両ストラテジストは9日付リポートに、米利上げがあれば「為替ヘッジのコストが上がり、海外からの資金流入が鈍化し、止まる可能性もあるほか、逆転もあり得る」と記した。そうなれば、米企業にはマイナスだ。米財務省のデータによると、今年6月末までの1年間に米企業の社債1360億ドル相当を外国人投資家が購入。今年1年ではこの規模が4000億-5000億ドルに達すると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は7月に試算した。

ドイツ銀によれば、日本や欧州の投資家の為替ヘッジコストが上昇し続ければ、このトレンドは逆転しかねない。過去3カ月に利上げ期待などを背景にヘッジコストは0.4ポイント上昇したという。米国の債券を購入する外国人投資家は通常、ドル相場の変動に供えて為替ヘッジを行う。

原題:Fed Rate Hike May Cut Foreign Demand for U.S. Company Bonds (2)(抜粋)

Claire Boston

最終更新:9月13日(火)14時42分

Bloomberg