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〔米株式〕NYダウ、反落=一時200ドル超安(13日午前)

時事通信 9月14日(水)0時30分配信

 【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク株式相場は、原油相場の下落などを嫌気して反落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時前日終値比200ドル超下げた。ダウは午前10時16分現在、同179.77ドル安の1万8145.30ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同40.88ポイント安の5171.01で推移している。
 この日朝方のニューヨーク原油先物相場の米国産標準油種WTIは1バレル=45ドルを割り込み、前日清算値から約3%下落した。国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油需要見通しを下方修正したため供給過剰懸念が再燃したことが理由。このため、投資家のリスク選好意欲が急速に減退し、米株式相場も寄り付きから売りが先行した。
 一方、ブレイナード米連邦準備制度理事会(FRB)理事による早期利上げに慎重な発言を受けた買いは一巡。同理事は前日の講演で、雇用改善と物価上昇の関係が弱まっている中では「早期の政策引き締めに説得力がない」と発言、早期利上げに慎重な姿勢を示していた。ただこの日は、早期利上げ観測の後退で利ざや拡大期待がしぼんだ金融関連株が軒並み下落、株価全体の足を引っ張っている。
 個別銘柄を見ると、ベライゾン・コミュニケーションズやアメリカン・エキスプレス(アメックス)などがダウ全体の下げを先導。このほか、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やシティグループ、JPモルガン・チェース、ウェルズ・ファーゴなど、金融関連株が全般に値を下げている。半面、アップルは2.55%上伸。米携帯電話第3位のTモバイルUSによると、アップルの新型スマートフォン「iPhone(アイフォーン)7」「7プラス」の事前予約が3日間で過去最高を記録した。

最終更新:9月14日(水)8時27分

時事通信