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富士入山料4620万円 静岡側、目標の7割

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月14日(水)8時8分配信

 静岡県が13日発表した10日までの富士山入山料(保全協力金)の受け入れ状況(速報値)によると、徴収額は計4620万3569円で、前年に比べて274万7868円増加した。支払った人数も4万7913人と4121人増えた。ただ、目標とする6600万円の約7割にとどまり、静岡県は徴収方法の見直しを検討する方針だ。

 徴収額のうち、開山日の7月10日以降に3登山口5合目などの現地窓口で受け付けたのは計4536万2569円(前年比317万1868円増)。富士宮口は2841万5036円、御殿場口は392万2417円、須走口は1302万5116円で、いずれも前年より増えた。

 インターネット、コンビニエンスストアでの支払い分と県庁での直接受け付け分の合計徴収額は計84万1千円で、前年より減った。今後、未収納分が追加される見通し。

 入山料は1人当たり千円を基本に登山者に協力を求めた。各5合目で午前4時~午後4時に窓口を開設した。県富士山世界遺産課の担当者は「昨年より多くの登山者から協力をいただけた」とし、「登山口ごとの動向や外国人登山者への調査結果なども分析したい」と話している。

 一方、山梨県が7月1日~9月10日に吉田口5合目などで24時間態勢で受け付けた入山料は計9545万812円。前年より2480万円余り増加した。



 ■登山者最多は8月6日の6181人 5合目実測

静岡県は13日、富士山開山期間中(7月10日~9月10日)の週末などを中心に静岡県側3登山道5合目で計測した登山者数実測データを公表した。通算34日間のうち、登山者が最も多かったのは8月6日で、3登山口計6181人だった。

 登山口別で最多だったのは、富士宮口が8月13日で4093人、御殿場口が8月7日で688人、須走口が8月6日で1468人。7月最終週から8月半ばにかけての時期が多かった。

 時間帯別の傾向を見ると、早朝の午前6~7時がピークで、夜間の午後8~9時にも増加していた。

 計測は混雑が見込まれた金、土、日曜とお盆期間前後に、各登山口に調査員2人ずつを配置し、原則として24時間、登る人を数えた。

 県は今後、データを登山口別や時間帯別に詳しく分析し、入山料(保全協力金)の徴収方法の改善や、弾丸登山防止策の検討などに役立てる。

静岡新聞社

最終更新:9月14日(水)8時8分

@S[アットエス] by 静岡新聞