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“火ノ玉ジャパン”快挙 リオ・ボッチャで初の銀メダル

伊豆新聞 9月14日(水)12時48分配信

 リオデジャネイロ・パラリンピック、ボッチャ競技団体戦の決勝戦が日本時間の13日午前に行われ、杉村英孝主将(34)=伊東市銀座元町、伊豆介護センター勤務=率いる日本代表チーム“火ノ玉ジャパン”は前回ロンドン大会覇者のタイと対戦、4-9と惜敗したが、同競技で日本勢初の銀メダルを獲得した。

 世界ランキング7位の日本は第1エンド、1-0で先制点を挙げた。第2エンドは6球投げ終わってタイに4球残る苦しい展開で、2点を入れられ逆転を許すと、世界ランキング1位のタイが本領を発揮した。現地で試合を見守った杉村選手後援会長の稲葉雅之・同センター社長が「タイの3選手は隙がない」と日本に連絡するほど、精度の高い投球にじりじりと点差を広げられ、第5エンドが終わって1-9。だが、日本は最終エンドで意地を見せ3点を追加して、4-9とし、敗れたものの堂々の銀メダルに輝いた。

 稲葉会長は「本当に偉大なこと。主将としてもチームをここまでまとめ、よくやった」と杉村選手をたたえた。

 稲葉会長によると、表彰式で日本チームは笑顔で表彰台に上り、メダルを掲げて声援に応えたという。

 ボッチャは、重度脳性まひや四肢機能に重度の障害がある選手が球を転がすなどして、ジャックボール(目標球)に近づけることを競うスポーツ。団体戦は1人2投、全6投で1エンド、全6エンドで勝敗を決める。

 ■「感動、勇気もらった」 知事ら祝福

 川勝平太知事 世界の強豪を相手に日本初の銀メダルを勝ち取った姿は深い感動と勇気を与えてくれた。静岡県出身の杉村選手が素晴らしい活躍をしたことを誇りに思う。個人戦での活躍も県民一同応援している。

 佃弘巳市長 日本ボッチャ競技史上初のメダル獲得、そして伊東市出身者としてオリンピック・パラリンピックを通じて初めてのメダル獲得という歴史的偉業を達成し、日頃の努力と鍛錬に敬意を払うとともに、大変誇りに思う。杉村選手の世界での活躍は、市民に大きな感動を与えてくれた。

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最終更新:9月14日(水)15時16分

伊豆新聞