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「やってみた」で生み出す共感。スマホで簡単に作れる実演コンテンツ

Web担当者Forum 9/14(水) 7:06配信

心得其の472

自社商品でやってみた

誰でも、どんな企業やお店でも、共感を与えるコンテンツを簡単に作り出せる方法が「デモ」。プラカードを掲げて街を練りあるくアレではなく、自社で販売・提供する商品やサービスを実演してみせる「デモンストレーション」です。

自社発信のオウンドメディアのコンテンツになりますし、オリジナルコンテンツだからか良い検索結果を得られやすく、そしてなによりお客の反応が良いのです。

デモをネット風に訳するなら「やってみた」。「やってみた」とはニコ動にかつてあったカテゴリで、「歌ってみた」「踊ってみた」といった実演系コンテンツの総称として、ネット界の一般用語として生き残っています。デモとはいわば「やってみた。自社商品編」です。

動画よりブログ

ニコ動発祥の「やってみた」というと、全編動画のコンテンツを連想しがちですが、文章と写真のいわゆる「ブログ」がオススメです。動きが要となる商品なら、必要部分だけを動画にすればいいでしょう。

Googleが「ユーチューバー」を煽り始めたころから、テロップやBGM、カットインといった「プロ並みの素人動画」が増えました。さらに「素人を装った動画作家」も多く、生半可な動画では見劣りすることが否めません。また、商品名や特徴的な言葉を網羅できるブログに、SEO的な優位性を感じています。

デモ(やってみた)のやり方は簡単。取扱商品が道具系ならば「使ってみた」、組み立て式の家具などなら「組み立ててみた」、サービスならば「遊んでみた」と、自社が提供する商品やサービスを実演し、その過程を写真に納め、文章で紹介するだけ。

実際の商品やサービスを使うだけなので追加コストはゼロ。写真はケータイの「写メ」でOKです。

狙いのひとつは疑似体験

どんな商売でも応用可能です。たとえば、「メガネ屋」ならば「つくってみた」。フレーム選び→視力測定→レンズ選択→オプション(色つけなど)といった工程ごとに撮影し、簡単な説明をつければ完成です。これを実践して掲載した、あるメガネ屋のサイトでは訪問者の3割が閲覧し、必然的に滞在時間が増加しました。

商品そのもので「やってみた」ができなくても、お客が経験することを「やってみる」、すなわち実演して見せればいいのです。飲食店なら「食べてみた」、理髪店なら「切ってみた」ということ。一種の疑似体験を提供するのが狙いのひとつ。「自作自演」でもちろんOKです。

かつて視力の良かった私は、メガネ屋からサイト構築の依頼を受けるまで、メガネの作り方を知りませんでした。そしておこがましくもこう考えます。「俺様が知らないことなら、知らない人も多いはず」。その態度はともかく、視点は間違いではなかったようで「初めてメガネを作る」というお客に喜ばれます。

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最終更新:9/14(水) 7:06

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