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今が買い! 資産価値が落ちにくいデザイナーズマンションとは?

ZUU online 9/14(水) 6:10配信

一般的にデザイナーズマンションと聞くと、「建築家が工夫を凝らしたオンリーワンのマンション」というイメージが強いと思います。意匠性にこだわる入居者の目線で語られることの多いデザイナーズマンションですが、今回は、不動産投資家の立場で考えてみましょう。投資物件としてのデザイナーズマンションとはどのようなものなのでしょうか。

■「デザイナーズマンション」の定義

そもそも「デザイナーズマンション」という定義は、明確には無いのが実際です。

不動産業界内でもきちんとした申し合わせはなく、「建築家や設計者が、建物の仕様や外観に意匠や工夫を凝らしているマンション」のことを、総じてそう呼んでいます。普通のマンションとは少し違う外観や、モダンな内装の建物、建築家が知恵を尽くしてデザインしたものまで、「デザイナーズ」の幅は広いのです。

■つくる側の論理ではなく、入居者の生活の幅を広げることを重視

それでは、建築家はどんな意図で、デザイナーズマンションを設計しているのでしょうか。

グッドデザイン賞受賞物件などを企画・設計しているある建築会社に、選ばれた東京都内にある賃貸集合住宅のコンセプトについて伺うと、投資効率に重点が置かれがちな賃貸物件でも、入居者の利便性や理想から空間構成を考え、生活の幅を広げることに重点を置いて設計したという答えが返ってきました。この物件には、高さ1.4メートルの大型ロフトや収納が設けられていますが、その背景には、「ステレオタイプな間取りが、逆に入居者の生活を規制しているのではないか」という問題意識と利便性の追求があったといいます。

デザイナーズマンションといえば、コンクリートの打ちっ放しや、無垢の木材、白を基調とした内装で、壁が少なく、広々とした空間になっているものも多いのですが、これには理由があります。それは、クロスやボードを使わないことにより、入退去時のリフォーム工事が少なくなるのです。ランニングコストだけでなく、環境面に配慮している場合も少なくありません。こういったことも、資産価値の下落を防ぐ要因になるかもしれません。

■自分の生活スタイルにマッチする物件が資産価値の向上につながる

設計者のこだわりがあまりにも入り過ぎると、機能性や住みやすさが二の次になり、作り手の作品となってしまいがちです。しかし、入居者に快適に住んでもらえなければ、賃貸物件としては本末転倒です。貸す側のコストや都合が優先されてしまいがちな賃貸物件においても、入居者目線で理想の生活を演出しようとしているような物件、デザイン性が高いものの作り込み過ぎていない物件が、真の「デザイナーズマンション」といえるのかもしれません。

入居者目線を考慮しない物件は多くの人たちに受け入れてもらえませんし、入居率は悪くなるでしょう。いくらデザインに凝っていても、それに共感できるかどうかは人それぞれなのです。

■立地の良さも、資産価値につながる

デザイン性が高くておしゃれなデザイナーズマンションでも、立地が悪ければ資産価値は維持できない可能性があります。そこで、資産価値に影響する立地面のポイントも確認しておきましょう。

● 交通利便性
資産価値を決める要素の中で重要となるのが、交通の利便性です。特に都心やターミナル駅へのアクセス性がカギとなります。複数路線が利用できる、急行や快速などが利用できる、乗り換えなしや短時間でアクセスできるなど、公共交通機関の使い勝手のよさがポイントになります。

● 生活利便性
商店街やスーパーなどの商業施設のほか、金融機関や病院といった普段の生活に不可欠な施設が周辺に揃っているかどうかがカギとなります。また、商業施設は店舗や品揃えが充実していることや、状況に応じて使い分けができるなど、便利に使えることが魅力や資産価値につながります。

● 居住快適性
生活を豊かにしてくれる施設・環境があるかもポイントとなります。例えば、おいしいレストランがある、公園や街路樹などの緑に恵まれている、文化・娯楽を楽しめる施設があるかなどが挙げられます。快適かどうかの判断は人により異なりますが、その施設や環境に対して、自分以外の多くの人が魅力的に感じるかという視点でみてみましょう。

● 安全性
災害リスクが少ない地形や立地条件であるかどうか、特に最近頻発する自然災害の影響を受けにくいことは最低限必要と思われます。再開発などで区画や街路が整備されていれば、災害時にも避難がしやすく、被害の拡大も防ぎやすいでしょう。また低地に比べて、高台立地のほうが水害に遭うリスクは低いですが、造成の仕方や元の地形によっても異なるので、オーナーになる方は購入前に調べるようにしましょう。

単にマンションが駅に近いというだけで選ぶのは危険です。買いたい物件の周辺に、商業施設など生活インフラがバランス良く整っているかも重要となってきます。すべてが揃った物件に出会うことは難しいことですが、以上のことを念頭に入れて、自分に合ったデザイナーズマンションを探してください。(提供:マンション経営ラウンジ)

最終更新:9/14(水) 6:10

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