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<リオパラ>東京で「金」期待 佐藤友選手に静岡県駅伝チーム

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月14日(水)8時4分配信

 13日のリオデジャネイロ・パラリンピック陸上男子400メートル(車いすT52)で銀メダルを手にした佐藤友祈選手の土台は静岡県車いす駅伝チームで築かれた。「パラの表彰台に立つとは。本当にうれしい」。「4年後の東京は金メダルだ」。成長を見守ってきたベテラン選手や関係者が快挙をたたえた。

佐藤選手は競技を始めたころから、全国車いす駅伝大会の県代表メンバーから指導を受け、2014年は同大会に出場した。県代表の鈴木秀明監督(54)はパラリンピックでのメダル獲得に「よく頑張った。東京大会は日本のエースとして周りを引っ張ってほしい。友祈を目指す若手も出てきてくれれば」と声を弾ませた。

 車いす駅伝の県代表は50歳以上の選手が多く、佐藤選手は息子のような存在という。鈴木監督は「当時は若い選手が入ってくれたことがうれしくて熱心に教えた。みんなこの結果を喜んでいるはず」と、チームメートの声を代弁した。

 鈴木俊光さん(60)=東伊豆町=は、佐藤選手にグローブの作り方を指導した。左腕にもまひがある佐藤選手にとって、タイヤをこぐグローブの出来は鍵を握る。「当時から器用で研究熱心。結果を見る限り、(グローブづくりの)腕前も上がっていると思う」と感慨深げ。「(佐藤選手は)静岡に帰ってくると、『走りましょう』と声を掛けてくれる。また一緒に練習したいね」と、凱旋(がいせん)を心待ちにしている。

静岡新聞社

最終更新:9月14日(水)8時4分

@S[アットエス] by 静岡新聞