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『鉄拳7』PS4版プレイインプレッション 三島一族の因縁に決着をつけるオリジナルモード“The Mishima Saga”は必見

ファミ通.com 9月14日(水)10時2分配信

文:ライター マンモス丸谷

●ストーリーとバトルが高次元で融合した家庭用オリジナルモード“The Mishima Saga”
 『鉄拳』シリーズの家庭用といえば、アーケード版にはない“長時間かつハイクオリティーなムービー”が追加されるのが、ある意味シリーズ伝統となっている。ただ従来のシリーズでは、ムービーの多くはオープニングとエンディングのみに流れていた。しかし、『鉄拳7』のストーリーモード“The Mishima Saga”は、ムービーと試合部分をシームレスに繋ぎ合わせ、試合のほうにも通常の対戦とは違ったストーリーのテンションを高めるためのギミックが盛り込まれている。その一片は、先日公開された『鉄拳7』の動画を見てもらえばわかる。

 この動画の開幕から02:00ぐらいまでが、『鉄拳7』の家庭用オリジナルモード“The Mishima Saga”。今回プレイしたTGS 2016出展バージョンでは、三島平八と豪鬼を使って“The Mishima Saga”の一部分を体験することができた。“The Mishima Saga”モードを選び、平八か豪鬼のいずれかを選択すると、この動画の冒頭部分、平八と豪鬼の会話が始まり、ムービーが進行。そうして灼熱波動拳が放たれるシーン(01:18~)に達すると、そのまま試合に突入。最初に選んだキャラクターを操作してCPUと戦うことになる。試合では、通常の対戦では起こることがない“イベント”が発生。今回の平八vs豪鬼では、相手の体力を一定まで減らすという条件を満たすと、両者の拳撃がぶつかり相い打ち、お互いが吹き飛んで仕切り直し(動画の01:39~)という展開を確認できた。イベントはその後も発生し、相打ちの演出後に対戦相手の体力の大半を奪うと、豪鬼は滅殺豪波動、平八は雷神拳らしきモーションに移行し、ガードポイントがついた状態でのけぞらなくなる。この必殺の一撃を放とうとしている状態の相手をなんとか崩せばステージクリアー。TGS 2016出展バージョンで遊べるのはここまでで、タイトル画面に戻ることになる。
 『鉄拳7』宣伝担当の広報さんいわく、“The Mishima Saga”では、上記のようなムービー内で起こる展開と試合内容が連動したCPU戦は、平八と豪鬼だけでなく、ほかのキャラクターでも多数用意しているとのこと。三島一族の因縁に決着をつける最終章にふさわしい、質と量を兼ねそなえたストーリーモードになっていそうだ。

●家庭用『鉄拳7』は業務用『鉄拳7FR』をベースにさらに進化!
 豪鬼がプレイヤーキャラクターにいる時点でお気づきの方も多いと思うが、本作はタイトルこそ『鉄拳7』になっているが、キャラクターの人数や技数は、現在アーケードで稼動中の『鉄拳7FR』準拠。厳密に言うと「『鉄拳7FR』をベースにした、より進んだバージョン」らしい。ちなみにTGS 2016に出展されるバージョンでは、アーケードモードとバーサスモードにて、29キャラクター(『鉄拳7FR』の稼働がスタートした時点で使えた面々)を操作することができる。

 アーケードモードやバーサスモードの手触りは、(筆者にとっては)『鉄拳7FR』とまったく同じだった。プレイヤーの入力にレスポンスよく反応し、大技を当てると派手なエフェクトとSEが発生し、気持ちよく相手の体力をごっそり奪える『鉄拳』らしいプレイ感覚だ。ただし家庭用『鉄拳7』は、現在(9月上旬)の『鉄拳7FR』とまったく同じバージョンというわけではないらしい。そのため、日常的に『鉄拳7FR』の対戦をやりこんでいる“ガチ勢”が触れば、ダメージの違いや技の発生フレームといったところで微妙な差がわかるのかもしれない。

●TGS 2016で試遊する際のポイント
 『鉄拳7』はバンダイナムコエンターテインメント(BNE)とプレイステーション(ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア)、ふたつのブースで遊ぶことが可能。ただしバーサスモードや、アーケードスティックを使ってプレイできるのはBNEブースのみとのこと。対戦したい人やアーケードと同じ操作感覚でプレイしたい人は、その点を覚えておこう。また、今回のTGS 2016出展バージョンでは、プレイ中にポーズをかけてもコマンドリストは表示されない。BNEブースでは技表を用意してくれるそうだが、『鉄拳』のキャラクター個々が持つ技数を考えると、すべてをフォローできるのかはわからない。じっくり『鉄拳7』を触りたいという人は、事前にTEKKEN NETで『鉄拳7FR』の技表をチェックしておこう。スムーズに遊べるはずだ。

 久々に『鉄拳』シリーズで遊んでみたい人、『鉄拳7』には興味があるけど格闘ゲームの心得はない……という人は、BNEブースに用意される技表か、TEKKEN NET内の技表からダウンロードできる初心者向けガイド“とりコレ”(PDF)に載っている主要技を振り回して、『鉄拳』シリーズの“技を当てる気持ちよさ”を体感してみてほしい。とくに体力が赤く点滅すると出せるようになる“レイジアーツ”は、演出も凝っていて一見の価値アリ。ただし当てにくいことが多いので、どうしてもヒット時の演出が見たい場合は、バーサスモードで友だちや対戦相手に、レイジアーツを発動してからしゃがんでもらうといいだろう(レイジアーツの多くが中段技なため)。

最終更新:9月14日(水)10時2分

ファミ通.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。