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「でも感想言いたいじゃん」 ネットは“ネタバレ禁止”が当たり前なのか?

ITmedia PC USER 9/14(水) 6:10配信

 オタクである大須先輩と一般人の栄(さかえ)ちゃんと一緒に、オタクが使うテクノロジーとその日常を紹介していく本連載「オタテク」。今回のテーマはネット上での「ネタバレ」についてです。

【漫画本編(全3ページ)】

●終わることなきネタバレ議論

 この夏は「シン・ゴジラ」や「君の名は。」など国産映画の話題作が続けて公開されたこともあり、ネット上でのネタバレについての議論が普段以上に交わされたように思います。

 まず考えてみたいのが、「そもそもネタバレは悪いことなのか?」ということ。これに関しては、「絶対禁止!!! ネタバレするなら最初にその旨を書いてからじゃないとマナー違反だし、不意にネタバレを喰らってしまったときのダメージは計り知れない!」という“厳禁派”と、「特に気にならない。むしろ事前にストーリーの注目ポイントが分かっていたほうが、作品全体を初見から楽しめる」という“無問題派”に分かれるようです。体感では、後者の方がだいぶ少ないように思われますが。

 また、そうしたネタバレの善悪とは別に「どこからがネタバレなのか?」というのも意見が分かれる問題です。一般には「ストーリーの核心に触れるのはNG」というのが大多数の共通意見のようですが、中には「面白かった/つまらなかった/笑えた/泣けた」などの個人の感想(感情)すらネタバレに含まれるという「エモバレ(禁止)」派もいるとのこと。完全にまっさらな状態で作品を見ないと、自分の判断が他人の考えに引きずられて(影響を受けて)しまうということなのでしょう。

 さらに、「ネタバレがNGだとして、どうやって避ける?」ということも考えなければなりません。これから作品を見る側としては、「SNS断ち」をするなどの工夫が必要になりますし、逆に既に作品を見終えて感想を言いたい側としては、事前に「ここから先はネタバレです!」などの警告を入れるといった配慮が必要になってきます。

 一般の人の意見や感想が簡単に目に見えるようになってしまったネット時代ならではの「ネタバレの悩みあれこれ」。まだまだ議論は尽きそうにありません。

 次回もオタクが使うテクノロジーを紹介していくのでお楽しみに!

●著者名:黒居裕(くろいゆう)
 講談社『ヤングマガジン』第426回(10月期)の期待賞受賞。バイトをしながら漫画を描いてる声優オタクです。久保ユリカさんが好きです。
◆Twitter:@khpnVG(こはぽん)◆PixivID:kohapon07

(漫画:黒居裕/編集:ITmedia)

最終更新:9/14(水) 6:10

ITmedia PC USER