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ドイツ国債利回り上昇、地合いなおぜい弱=ユーロ圏市場

ロイター 9月14日(水)2時36分配信

[ロンドン 13日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>が英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が6月に決まって以来の高水準を記録した。

欧州中央銀行(ECB)が先週、行動を打ち出さなかったことに失望感が広がっており、ぜい弱な地合いが続くことを示した。

終盤の取引で、ドイツ10年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)上昇して0.065%。域内他国の債券利回りも大半が2─5bp上昇した。

米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が前日、早計な利上げに警鐘を鳴らしたことを受け、この日序盤のユーロ圏市場は債券利回りが低下した。

その後、ユーロ圏債券利回りはやや上昇に転じた。米国債利回りの上昇に伴い、上昇ペースが加速した。

ラボバンクの債券ストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は「FRB当局者が前日、ハト派的な発言をしたが、市場には各国中銀が(追加緩和を行う)武器が底をつきつつあるとの懸念が根強い」と指摘した。

ポルトガル10年債利回り<PT10YT=TWEB>は11bp超上昇して3.31%と、6月終わり以来の高水準となった。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、ポルトガルのぜい弱な銀行セクターが依然、国債格付けのリスクと指摘したことを受けた。

また、14日に最大10億ユーロの7・20年債入札予定を控え、利回りに幾分上昇圧力がかかった可能性を指摘する声も聞かれた。

最終更新:9月14日(水)2時36分

ロイター