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JAXA「いぶき」に関するシンポジウム(全文5)パネルディスカッション1

THE PAGE 9/14(水) 20:34配信 (有料記事)

司会:では、みなさま。ご案内の時刻になりましたが、お席にお戻りでしょうか。よろしければ、プログラムを再開いたします。ここからはパネルディスカッションになります。ディスカッション、コーディネーターは、皆さん、ステージに向かって一番右手です。国立環境研究所、理事の原澤英夫さま、よろしくお願いいたします。

 パネリストの皆さまです。お隣、基調講演に続いて三枝さま、よろしくお願いいたします。そしてテーブルが移ります。中ほど、基調講演に続いて松永さま、よろしくお願いいたします。そして環境省地球環境局、研究調査室長、竹本明生さま。そしてJAXA地球環境観測研究センター長、中島映至さま、よろしくお願いいたします。そして本日の特別ゲストでございます、日本テレビ『news every.』気象キャスターでおなじみ、気象予報士で防災士の木原実さまです。こんにちは、よろしくお願いいたします。そらジローは、ちっちゃいそらジローが胸元に、はい。一緒に来てくれています。さあそれでは、ここからの進行はコーディネーターの原澤先生、よろしくお願いいたします。

原澤:どうも皆さん、こんにちは。国立環境研究所の原澤と申します。今日は先ほどの特別講演の講演者、そして木原さんをご招待いたしまして、パネルディスカッションを進めたいと思います。特別講演では、GOSAT「いぶき」の生い立ちから、傷付きながらも、現在どう活躍してるかというような、そういう講演だったかと思います。それを踏まえまして、このパネルディスカッションでは特に最近、気になる温暖化の影響や、今後の予測と温室効果ガスの、先ほど来、お話がありましたような衛星による観測っていうのがどう関係するのかという点。さらに、「いぶき」GOSATが、後継のプロジェクトも進んでおります。今後どうなっていくのかといったような2つのことについてお話を伺いたいと思います。

 最初に、身近な温暖化の関係、あるいは、温室効果ガスの監視の重要性について、最初に先ほどご紹介ありました、木原さんに最近の身近な気候変動などについてお話しいただきたいと思います。では、よろしくお願いいたします。

木原:はい、よろしくお願いいたします。私、日本テレビで天気予報をやっております、木原実でございます。今、司会の方からもひと言ありました、そらジロー。そらジローは、土日は働きません。きっと家でごろごろしてると思いますね。特に今日は雨ですから、あいにく足元の悪い中、とよく言いますけれども、この雨は金曜日から分かっていまして、私はちゃんと金曜日から、日曜は雨ですよというふうにお伝えしていましたが、そのとおり。私にとってはとてもいいお天気です。

 気象予報士、みんな、そうなんですが、予測が当たるのが一番うれしいです。不謹慎なようですけれど、台風がいつどこに上陸するか、などということを集まっては、気象センターでみんなで、いや、ここだ、いや、そこじゃない、あそこだ、なんてことを言うんですが、それは一般、科学を相手にやってる方は、もちろんそうだと思います。「いぶき」も思ったとおりの軌道を上がって、思ったとおりの観測をしてくれているということが一番。

 正確なことが一番なんですが、天気予報に関しては天文と違いまして、実は、どんどん変化していくんですね。私が天気予報を始めたころ、1986年。ちょうど今から30年前ですか。このころから天気予報を始めたのですが、あのころはとても穏やかな季節といいますか、自然といいますか、天候、穏やかで、今のように毎週のように台風の報道をしたりとか、それから洪水ですね。それから竜巻とか、いわゆる皆さんご存じのゲリラ豪雨。ゲリラ豪雨っていうのは、あれは気象用語ではないんですけれども、ゲリラのようにいつどこから襲ってくるか分からないという意味でのゲリラ豪雨。気象用語ではありません。ただそういうことが頻繁に起こるので、今ではゲリラ豪雨って言ったほうが伝わりやすい。そんな時代に変わってきました。目まぐるしく変わってきたこの環境の変化っていうのが、先ほどありました温暖化の1つの表れではないかと言われてますが。本文:12,960文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:9/14(水) 21:23

THE PAGE