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クルーズ船の誘致強化 静岡・清水港周辺、外国人客対応も

@S[アットエス] by 静岡新聞 9月14日(水)8時22分配信

 駿河湾が非政府組織(NGO)「世界で最も美しい湾クラブ」(本部・フランス)に加盟するのを機に、静岡県は県内港湾へのクルーズ船の誘致活動を強化し、交流人口の拡大を図る。最も寄港が多い清水港の周辺で、外国人観光客の受け入れ環境の整備も進める。9月補正予算案に関連事業費5100万円を盛り込んだ。

 県によると、駿河湾は10月末にも同クラブへの正式加盟が認められる見通し。県は「駿河湾のブランド力が高まる」(港湾企画課)とみて、米国などのクルーズ船運航会社を県職員らが直接訪問して港を紹介する誘致活動を展開する。

 クルーズ船で来日する外国人客の増加を見据えた対応にも乗り出す。清水港周辺に、観光施設や鉄道駅などを示す多言語表示の案内板19基を設置・更新。大型客船の寄港にも対応できるフリーWi-Fi(ワイファイ)の設備も新たに設置する。これまでの受け入れで浮かんだ課題を踏まえ、クルーズ船から降り立った外国人が回遊しやすい環境を整える。

 県内港湾へのクルーズ船の寄港は、富士山が世界遺産に登録された2013年度以降、増加傾向にある。13年度に11回だった寄港回数は16年度、過去最多の23回と予想され、このうち外国船会社が運航する船が初めて半数を超える見込み。同課の担当者は「クルーズ船による訪日外国人が県内で最も多い清水港から環境を充実させていきたい」と話した。

静岡新聞社

最終更新:9月14日(水)8時22分

@S[アットエス] by 静岡新聞