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猪木氏、北朝鮮から帰国 高官から「核実験はアメリカ向け」と直接聞いた

デイリースポーツ 9/14(水) 6:00配信

 8日から北朝鮮を訪問していた、アントニオ猪木参院議員(73)が13日、中国・北京経由で羽田空港に帰国した。訪問中の9日には北朝鮮で5回目となる核実験が決行されたが、猪木議員は抗議を行わず、10日の政府要人との会談では「核実験はアメリカに向けたものだ」と述べられたと話した。また、金正恩党委員長(33)からメッセージを受けたことも明かした。

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 衝撃的な訪問中の核実験にも、猪木氏は冷静な立場を貫いた。「どんな場合においても、ドアを閉めてはいけない」と、対話の必要性を改めて強調した。

 核実験が決行された翌10日に猪木氏は首都・平壌で李洙ヨン朝鮮労働党副委員長らと約1時間半にわたり会談したが、北朝鮮側に対して抗議は行わず、実験の意図をただすにとどめたという。

 その回答として李氏の「核実験は日本に向けたものではなく、アメリカに向けたもので、特別なものではなく流れの中での通常の実験」とのコメントを説明。猪木氏は「今後は政府がどう動くかということ。私は政府の代表ではないので」と、述べた。

 また、菅義偉官房長官(67)は同日の記者会見で、猪木氏の訪朝を「極めて不適切だったと思わざるを得ない」と厳しく批判。これに対し、「もう一回、イラクのことを思い起こしてください」とニヤリ。1990年の湾岸戦争中、人質解放を訴えてイラクを訪問した“実績”を訴え、「菅さんとしては、立場上そう言わざるを得ないんじゃないでしょうか」と一笑に付した。

 この日は帰国途中、経由地の北京でも記者団の取材に対応。李氏を通じ「この時期によくいらっしゃった。ありがとうございます」という金正恩党委員長のメッセージを受けたと明かした。

 また「毎回ですが、いろんな嫌がらせがあります。今、出てくるときも『お仕事だからしょうがないね』と言ってきましたが。元気だったらぶっ飛ばしてやるんですが」と、出入国手続きでのトラブルも示唆した。

最終更新:9/14(水) 6:41

デイリースポーツ

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