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国民党への追及に不満? 政府委のガラスに投石 男2人逮捕/台湾

中央社フォーカス台湾 9/14(水) 13:39配信

(台北 14日 中央社)政党とその関連組織が不当に得た資産を追及する行政院(内閣)「不当党産処理委員会」が入居している台北市内のビルで13日午前、1階玄関のガラス扉が石で割られる事件があった。けが人はなかった。

警察は14日午前までに容疑者の男2人を逮捕。うち1人は取り調べに対し、「(委員会主任委員の)顧立雄にむかついたから」と犯行を認めている。2人は器物損壊の疑いで送検される見通し。一方、委員会の報道官によると、顧氏は事件当時、ビル1階でインタビューを受けていたが、平然とした態度で対応を指示したという。

委員会は、与党・民進党が、かつて「世界で最も金持ちの政党」と呼ばれた国民党の資産解体を狙って7月に成立させた法律に基づき、先月末発足。国民党の資金の流れなどについて調査を進めている。同党は戦後、日本が台湾に残した不動産を接収するなどして巨額の財産を築いたとされる。

事件発生後、野党・時代力量の徐永明・立法委員(国会議員)から、安全対策が不十分ではないかとの指摘が出た。これに対し、林全・行政院長(首相)は、安全強化策を検討すると対応を約束した。

(朱則イ、游凱翔、蘇龍麒、戴雅真/編集:杉野浩司)

最終更新:9/14(水) 13:39

中央社フォーカス台湾