ここから本文です

「2016 PlayStation Press Conference in Japan」に小島監督が登場!

Impress Watch 9月14日(水)0時0分配信

 ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント・ジャパンアジア(以下、SIEJA)は、PlayStationプラットフォームのサービスや製品を紹介するプレス向け発表会「2016 PlayStation Press Conference in Japan」を開催した。その詳報をお届けする。

【この記事に関する別の画像を見る】

 本稿では、コジマプロダクションの小島秀夫氏が登壇して謎めいたタイトル「DEATH STRANDING」について語った模様や、CygamesのアクションRPG「グランブルーファンタジー Project Re:Link」の発表について、さらに「PlayStation VR」関連の発表についてお伝えしていこう。

■小島秀夫氏が登場!「DEATH STRANDING」はアクションゲームであり、ゲームの次のステップ“未来”を目指す

 「2年ぶりにこの場に帰ってきました。6月にE3での発表がありましたけど、日本の皆様にこうした形でお話ができるのは非常に嬉しい限りです」と切り出した小島監督。実際のところ独立後にユーザーに向けての発表の場で多くを語るのは、この日がほぼ初めてに近い。

 現在制作中のPS4用タイトル「DEATH STRANDING」について。「DEATH STRANDING」という言葉は、クジラやイルカが集団で座礁し打ち上げられる現象は「マス・ストランディング」と呼ばれ、クジラやイルカが生きている状態なら「ライブ・ストランディング」、死んでいる状態ならば「デス・ストランディング」と呼ぶのだという。

 これを踏まえ、制作中の「DEATH STRANDING」というゲームタイトルには、“別の世界からこちらの世界に何かが座礁している”という意味を持たせているのだという。また、「ストランド」という言葉には心理学用語で「絆」という意味があり、「繋がる」ということが本作のテーマになる。カイル・クーパー氏がデザインしたタイトルロゴも、血が垂れているような表現があるが、それは血ではなく、コードがどこかに繋がっていることを表現。しいては、物語、ゲーム性、世界観など全てが繋がっていることを表わしている。

 ゲーム内容について。ジャンルはアクションゲームであり、自由度の高いオープンワールドタイトルとなり、同時にストーリーの魅力も楽しめる。また、オンライン要素もあるという。

 ここから小島氏は、ゲーム内容についてまだ詳細には明かせないとしつつ、安部公房の小説「なわ」より引用しつつ、「棒」と「なわ」から「DEATH STRANDING」のコンセプトを表現した。

 まず、従来のアクションゲームは、言うなればプレーヤーとCPUが棒で殴り合うようなものであり、そこに物語が付随していって楽しんでいく。今はそこにオンライン要素があり、プレーヤー同士が対戦したり、協力してCPUを倒すものもある。

 だが、それはあくまで棒的な繋がりであり、「DEATH STRANDING」ではその次のステップとなる“ゲームの未来”を提案していく。悪いものを遠ざけるために振る「棒」ではなく、善いものを引き寄せるための「なわ」でプレーヤー同士が繋がる“新しいゲーム性を追求したい”と語った。

 難解な表現ではあったが、要約すれば「DEATH STRANDING」は繋がっていて、漂着する。オープンワールドのアクションゲームであり、戦う要素とともに“なわ”のようなプレーヤー間の繋がりも持つ。今までとは違ったアクションでの繋がりがあり、それはゲームの次のステップであり、未来となる……ということだ。

 最後に、「DEATH STRANDING」は4KおよびHDRに対応。コジマプロダクションはインディーズのスタジオではあるが、AAA(トリプルエー)のタイトルが制作できることを示すという。それは小島氏の後に続いていく次の世代に向けての責任であるとし、ゲームの未来を切り開いていきたいと締めくくった。

 なお、東京ゲームショウ2016でも、18日にSIEJAのステージにて小島氏の登場するイベントが開催予定。そこでもまた、この日に話せなかったことなどを伝えるということだ。

■「グランブルーファンタジー Project Re:Link」はPS4用タイトル! PS VRも検討中

 Cygamesより「グランブルーファンタジー」プロデューサーである春田康一氏が登壇し、プラチナゲームズとタッグを組んで制作中のファンタジーRPG「グランブルーファンタジー Project Re:Link」について、本作がプレイステーション 4用のタイトルであることを初めて発表した。

 春田氏は、「ゲームプラットフォームとして大きな舞台であるプレイステーションに展開できるのは非常に嬉しい」と気持ちを語った。上映された映像では、キャラクターが滑らかなアクションで動き、美麗なエフェクトとともに技を放つ様子が見られ、ストーリー展開にも力が入っているのを感じられるものになっていた。

 また、映像の最後には女性の新キャラクターが登場するのだが、彼女について春田氏は、「本編をプレイされている人は見覚えのある姿をしておりますが、彼女については今後改めて紹介したい」と詳細を伏せての紹介となった。

 プラットフォームはPS4、そしてPlayStation VRにも対応を検討しているという。ジャンルはアクションRPG、プレイ人数は1~4人とされており、発売は2018年を予定している。

■「PlayStation VR」 - 「サマーレッスン」の価格や詳細がついに公開!L'Arc-en-CielのVRMVや「ゆうなま」も!

 10月13日にいよいよ発売となるバーチャルリアリティ(VR)システム「PlayStation VR」。この日は、本体と同時発売となるタイトルの詳細や、新たなタイトルの発表が行なわれた。

□「サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)」

 PlayStation VR専用ソフトの中でも早い段階から高く注目されてきた「サマーレッスン」。ついにこの日、製品版の価格からプレイの様子、さらに今後の展開が明かされた。

 「宮本ひかり セブンデイズルーム」という“基本ゲームパック”が10月13日に発売、価格は2,980円(税込)となり、この基本ゲームパックでは、女性キャラクター「宮本ひかり」に勉強を教えながら(レッスン)、1週間の日々を楽しむというものになる。

 紹介された映像では、プレーヤーを先生と呼び、「家族じゃない人が部屋にいるなんて、変な感じだネ!」というセリフや、「みんなでプール行ってきたんだ、写真見る?」といった会話など、リアルなやり取りが見られた。また、制服だけでなくTシャツなどの私服のときもあるようだ。

 今後の展開として、基本ゲームパックの内容をさらに充実させるような「#1」、海の見える神社の境内のような外のシチュエーションでひかりと過ごす「#2」、ダイニングバーのような場所でメイド服姿のひかりと過ごす「#3」を紹介。追加パックで様々なシチュエーションや内容の充実をさせていく方式を予定しているようだ。

□「Don't be Afraid -Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-」

 今年で20周年を迎えるゲーム「バイオハザード」シリーズと、バンド結成25周年を迎えるアーティスト「L'Arc-en-Ciel」のコラボレーション企画として、PlayStation VR向けのVRミュージックビデオ「Don't be Afraid -Biohazard × L'Arc-en-Ciel on PlayStation VR-」を、2016年11月中旬より日本国内向けにPlayStation Storeにて配信する。

 このVRミュージックビデオでは、L'Arc-en-Cielのメンバーがデジタルキャラクターとなり、バイオハザードシリーズの世界を舞台に、ゾンビたちと生き残りをかけて戦っていくという新しい音楽体験が楽しめるという。

 なお、本作の発売は11月中旬予定とのことだが、PlayStation VRの発売日である10月13日には先行体験版を配信するとのこと。

□「V!勇者のくせになまいきだR」

 かつてPlayStation Portable(PSP)専用ソフトウェアでシリーズ作が展開された「勇者のくせになまいきだ」が、PlayStation VR専用タイトルとして登場! 開発はシリーズ作同様にアクワイアが手がける。

 プレーヤーはシリーズ作と同じく「破壊神」となり、大地を征服していくのが目的。今作の世界はジオラマのように立体的に表現されているところがポイントで、立体的な世界のなか、迫りくる勇者を撃退するストラテジーゲームとなる。「VRならではの体験」だけで終わらない、ゲームファンもしっかりとやり込める作品を目指しているということだ。発売は2017年を予定している。

□「anywhereVR」

 ソニー・ミュージックエンタテインメントより企画の提案があったという、一風変わったVR対応タイトルが、この「anywhereVR」。

 「anywhereVR」のコンセプトは“おきにのトコ&いつものコト”。心地よいBGMが流れる美しい360度のVR映像のなかに、自分の手で持っている専用アプリをインストール済みなスマートデバイスの画面が出現。非日常と言える美しい光景で、TwitterなどのSNSや、アプリに搭載されたミニゲーム機能が楽しめるという。

 基本プレイは無料、アイテム課金制。2016年冬に配信を予定している。なお「anywhereVR」はPlayStation 4だけでも利用可能で、映像をテレビやモニターに表示させることもできる。

□この他にも様々な体験のできるPSVR専用タイトルが発表!Invasion!(インベージョン)
「Allumette(アリュメット)」
「360デート おさななじみ」
「日本驚嘆百景 白亜の要塞~姫路城~」
「JOYSOUND.TV Plus」
「NORTHERN LIGHTS -極北の夜空に輝く光の物語-」
「コズミックフロント☆NEXT VR 南米星空編」
「舞台『刀剣乱舞』虚伝 燃ゆる本能寺」
「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」
■PlayStation VRを発売日に確実に手に入れるラストチャンス!9月24日に予約受付再開!

 発売日に「PlayStation VR」を購入できるチャンスの最後になる予約受付が、9月24日に行なわれる。全国の都道府県200店舗にて受け付けられるとのことなので、PlayStation VRを発売日に購入したいという人は、この最後のチャンスを逃さずにご予約頂きたい。

 また、東京ゲームショウ 2016では、「TGS2016特別企画PlayStation VR 予約購入キャンペーン」を実施する。会場でPlayStation VRを体験した人を対象に、会場近くのイオンモール幕張新都心にて予約購入の抽選会が行なわれる。当選人数は500人となる。詳しくはキャンペーン特設ページをご覧頂きたい。

GAME Watch,山村智美

最終更新:9月14日(水)0時0分

Impress Watch

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。