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ドラマ「ラストコップ」 唐沢演じる“昭和のデカ”が面白い

日刊ゲンダイDIGITAL 9月14日(水)9時26分配信

【連載コラム「TV見るべきものは!!」】

 突然、元気な刑事ドラマが始まった。唐沢寿明と窪田正孝の「ラストコップ episode0」(日本テレビ系)である。

 もともとはhuluで配信されたオリジナルドラマだが、10月から地上波で放送することになった。

 そこで9月中にエピソード・ゼロと称する3回分を流し始めたのだ。いわば“前哨戦”であり、壮大な“予告編”でもある。

 30年前の事件で昏睡状態に陥っていた横浜中央署の刑事、京極浩介(唐沢)が目覚めて復活した。コンビを組まされたのは、年齢もタイプも異なる望月亮太(窪田)。まずは2人のボケとツッコミが見どころのひとつとなっている。

 とはいえ、最大のウリは“昭和の刑事(デカ)”京極の破天荒ぶりだろう。暴走ともいえる強引な捜査。連発される親父ギャグは困るが、きっちり結果を出す男だ。唐沢は、朝ドラ「とと姉ちゃん」の天才編集者・花山とは真逆のコミカルなキャラクターを喜々として演じている。

 また、京極の妻(和久井映見)が後輩刑事(宮川一朗太)と再婚していたり、一人娘(佐々木希)は京極が実の父親だと知らなかったり、捜査以外の設定も抜かりない。

 さらに脇役が豪華だ。県警本部長が小日向文世。京極と対立する警視正には藤木直人である。最近の刑事ドラマにしては珍しく、しっかりドンパチ(発砲シーン)があることも含め、大人が楽しめる「相棒」日テレ版だ。

(上智大学教授・碓井広義=メディア論)

最終更新:9月14日(水)9時26分

日刊ゲンダイDIGITAL

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。