ここから本文です

全柔連強化委員長に金野潤氏 女子監督は増地克之氏最有力

スポニチアネックス 9月14日(水)5時49分配信

 全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員長に日大監督の金野潤氏(49)が就任し、女子監督に筑波大監督の増地克之氏(45)が最有力となっていることが13日、明らかになった。14日に開かれる理事会で承認され、続投が決まっている男子の井上康生監督(38)とともに強化方針などについて会見を開く。

 20年東京に向け、強化の主要ポストに全柔連が抜てきしたのは、フレッシュな顔触れだ。山下泰裕副会長が兼任してきた強化委員長には、94年と97年に全日本選手権を制し、リオ五輪までは男子の強化委員だった金野氏が就任。五輪出場経験こそないが、リオには100キロ超級で銀メダルを獲得した原沢久喜(24=日本中央競馬会)のほか、100キロ級カナダ代表のレイズ・カヨル(22=日本中央競馬会)、100キロ超級モンゴル代表のバトトルガ・テムーレン(26)と日大で指導した3人の愛弟子を送り出した。柔道界きっての理論派として知られ、選手の信頼も厚い。

 一方、退任する南條充寿監督(44)を引き継ぎ女子を指導するのは増地氏が最有力だ。全日本選手権に史上2位の13度出場した強豪選手で、06年には母校・筑波大の監督に就任。昨年は大学団体戦最高峰のタイトルとなる全日本学生優勝大会の男子で、7連覇中だった東海大を破り国公立大として初めて頂点に導いた実績を誇る。筑波大では男女を率いており、女子の指導にも携わってきた。承認されれば女子強化部長の妻・千代里氏(46)は退任する見込みだ。

 ◆金野 潤(こんの・じゅん)1967年(昭42)3月20日生まれ、埼玉県川口市出身の49歳。日大一高―日大―綜合警備保障(ALSOK)。94年の全日本選手権決勝で吉田秀彦を下し初優勝。97年には村元辰寛を破って2度目の優勝を果たした。現在は日大文理学部准教授で柔道部監督。

 ◆増地 克之(ますち・かつゆき)1970年(昭45)9月29日、三重県生まれの45歳。桑名高―筑波大―マルナカ―新日鉄(現新日鉄住金)。94年アジア大会(広島)無差別級で金メダル。全日本選手権13度出場は棟田康幸に破られるまで史上最多記録だった。現在は筑波大准教授で今月1日付で柔道部総監督に就任した。

最終更新:9月14日(水)5時49分

スポニチアネックス