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日商会頭 経産相との懇談で中小企業の事業継承円滑化要望

SankeiBiz 9月15日(木)8時15分配信

 日本商工会議所の三村明夫会頭と世耕弘成経済産業相は14日午前、東京都内で開催した懇談会で、人手不足問題など中小企業が抱える課題について意見交換した。三村氏は「後継者不足から自分の代で廃業を考える中小企業経営者が50%を占める」と述べ、事業継承が円滑に進むような制度改正を求めた。

 これに対し世耕経産相は「現政権にとって最大の課題が働き方改革だ。IoT(モノのインターネット)などの第4次産業革命によって生産性を向上させる」と強調。2017年度税制改正で、事業継承を推進する税制改正に取り組む考えを説明した。

 人手不足問題では、尾崎裕副会頭(大阪ガス会長)が「(関西地域で)大型ショッピングセンター開設などで販売員などが不足し人件費が高騰、企業の成長の阻害要因になっている」と指摘。

 三村氏は女性の活用や働き方改革の推進などの対策に加え、「根本問題として人口減少のトレンドを変えるためにも社会保障給付を高齢世代から現役世代に資源を再配分し、将来不安を払拭することが重要」と語った。

最終更新:9月15日(木)8時15分

SankeiBiz