ここから本文です

稀勢 何もできず2敗目 一体どうした

夕刊フジ 9月14日(水)16時56分配信

 稀勢の里(30)が栃ノ心に敗れ早くも2敗目。3日目にして綱取りに黄ランプが点滅した。

 人間はどのくらい緊張に耐えられるのか。大関が横綱昇進への重圧にさらされて3場所目になる。時間にすれば約4カ月半。こんなに長く緊張感の中に身を置いた力士は過去に2人だけ。平成元年の旭富士と、同5年の貴乃花(当時貴ノ花)で、いずれも試練に耐えきれず失敗している。

 中でも“平成の大横綱”貴乃花はひどかった。同5年11月場所前から肝機能障害のため稽古らしい稽古ができず、場所に入っても黒星ラッシュ。綱取りどころか7勝8敗と負け越してしまい、敗因について聞かれても、こういって言葉を詰まらせた。

 「必死にやっています。一生懸命やっている。でも、いいようがないから分からない」

 稀勢の里も同じ心境に違いない。前日に会心の相撲で栃煌山を退け、和製横綱の誕生を待ちわびる大相撲ファンをホッとさせた。だが相手はまともにいっては誰でも勝てないと思い、作戦を練るだろう。

 ましてこの日は栃煌山の弟弟子、栃ノ心だ。案の定、相手に左へ変化され、残したところで右を差され、左で足を取られて渡し込まれると何もできずに土俵を割った。

 これで2敗目。稀勢の里は「落ち着いていけばよかった。リズムに乗れない? そうですね」と力なくつぶやいたが、綱取りの条件が優勝ということを考えると、この黒星はあまりにも厳しい。救いは結びで対抗馬の日馬富士にも土がついたこと。大関に逆転の目は残っているのだろうか。 (大見信昭)

最終更新:9月14日(水)17時17分

夕刊フジ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]