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欧州市場サマリー(13日)

ロイター 9月14日(水)4時53分配信

[13日 ロイター] - <為替> ドルが円や資源国通貨に対して上昇した。米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が早期利上げに慎重姿勢を示し、前日にドルは下落していた。その後、市場が発言に過剰反応したとの指摘が出て、ドルが買われた。原油安も資源国通貨の重しとなった。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> FT100種が3営業日続落した。石油株が売られたほか、投資判断の引き下げが嫌気されて衣料品・食品大手のアソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ(ABフーズ)<ABF.L>も値下がりした。

原油価格の下落に伴って石油・ガス関連株が値下がりし、FT100種を13ポイント押し下げた。国際エネルギー機関(IEA)は13日公表の月報で、原油の供給過剰状態が想定よりも長引くとの見方を示した。石油大手のBP<BP.L>とロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は1.9%と1.4%それぞれ下落した。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 4営業日続落した。原油価格の下落に伴い関連株が売られた。米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が前日の講演で、経済下支え策の解除を急ぐべきではないと述べたことが買い安心感につながり、取引時間の早い段階は欧州の株価を押し上げる場面もあった。  

13日は米国の株式相場が下落して始まったほか、供給過剰懸念から原油価格が下落し、STOXX欧州600石油・ガス株指数<.SXEP>が2.82%下落。欧州の株価は終盤にかけてマイナス圏に転じた。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>が英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)が6月に決まって以来の高水準を記録した。欧州中央銀行(ECB)が先週、行動を打ち出さなかったことに失望感が広がっており、ぜい弱な地合いが続くことを示した。

米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事が前日、早計な利上げに警鐘を鳴らしたことを受け、この日序盤のユーロ圏市場は債券利回りが低下した。その後、ユーロ圏債券利回りはやや上昇に転じた。米国債利回りの上昇に伴い、上昇ペースが加速した。

ラボバンクの債券ストラテジスト、リン・グラハム・テイラー氏は「FRB当局者が前日、ハト派的な発言をしたが、市場には各国中銀が(追加緩和を行う)武器が底をつきつつあるとの懸念が根強い」と指摘した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]

最終更新:9月14日(水)4時53分

ロイター