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伝統的な暮らしから科学をひも解く 先住民のアニメ、世界で高評価/台湾

中央社フォーカス台湾 9/14(水) 17:05配信

(台北 14日 中央社)清華大学(新竹市)の傅麗玉教授を中心としたグループが製作した通俗科学のアニメーションが、世界で高評価を得ている。台湾の金鐘奨をはじめ、カナダや韓国の賞でノミネートを果たしており、傅教授は科学の美しさを感じてほしいとしている。

アニメは130分で、台湾原住民(先住民)の伝統的な暮らしの知恵と科学の知識を結びつけたもの。たいまつから火起こしのメカニズムや物質が燃焼を助ける性質などを解説するほか、地殻変動や構造力学、光の屈折にも言及。科学を楽しく学べる工夫がなされている。

主人公はタイヤル族の少女。科学の世界に残る性別に対する固定観念を打破したいという願いも込められた。ドイツやデンマーク、アフリカからも関心が寄せられているという。傅教授は今後の目標について、「アカデミー賞のレッドカーペットを歩けるように引き続き努力したい」と笑った。

(許秩維/編集:齊藤啓介)

最終更新:9/14(水) 17:05

中央社フォーカス台湾