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ECB、新たな刺激策不要=ラウテンシュレーガー専務理事

ロイター 9月14日(水)7時19分配信

[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は13日、ECBはこれまで実施した政策措置の効果が出るのを見極める必要があり、新たな刺激策を打ち出すべきではないとの認識を示した。

専務理事は、マイナス金利に伴い、預金者や銀行、保険各社に負担が掛かるほか、資産バブルが発生したり、各国への改革圧力が弱まる可能性を指摘した。

その上で「こうしたリスクや副作用にかかわらず、マイナス金利が現時点で正当化されると引き続き考えている」と述べた。マイナス金利や月額800億ユーロの資産買い入れは、効果が出つつあると指摘した。

ただ、「買い入れプログラムの主要設計を変更する理由は現時点で見当たらない」とも語った。追加利下げに懐疑的な見方を表明。「資産買い入れプログラムの最終評価の実施が可能になるまで、われわれは当面、忍耐強くあるべき」とし、これまでの措置が効果を発揮する時間を与えることが重要との考えを示した。

さらに、持続的な経済成長の実現には、金融政策だけでは不十分で、最終的には各国が適切な措置を講じることが重要との認識も表明した。

最終更新:9月14日(水)7時19分

ロイター