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台風14号 停電、断水 南部中心に被害広がる/台湾

中央社フォーカス台湾 9月14日(水)18時18分配信

(台北 14日 中央社)非常に強い台風14号は14日午後5時現在、離島・澎湖の南約70キロの海上を時速17キロで北西から北北西に向かって進んでいる。台湾への上陸こそ免れたが、南部を中心に強風と豪雨に見舞われ、各地で停電や断水などの被害が出ているほか、交通機関に乱れが生じている。

▽雨と風は今後弱まる見通し

中心気圧は925ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は51メートルで、瞬間最大風速は63メートル。

中央気象局によると、台風は勢力を弱めながら台湾を遠ざかっており、雨と風は次第に弱まるとしている。ただ、台風の外側の雲の影響で、今後もしばらく不安定な天気が続く見込み。

また、現在は大潮の時期にあたり、午後6時頃には満潮の時刻を迎えるとして、高潮に警戒するよう呼びかけている。

▽南部を中心に停電、断水

台湾電力によると、午後6時までに屏東県や高雄市などを中心に台湾全土で84万戸以上が停電。屏東県の車城郷や満州郷などでは道路沿いに設置された複数の電柱が倒れた。

水道事業者の台湾自来水によると午後4時までに屏東県と高雄市を中心に台湾全土で約71万世帯が断水しているという。ただ、停電の影響を受けているところもあり、復旧のめどは立っていない。

各地で浸水も起きたほか、トタン張りの建物が倒壊する被害も発生。台中市和平区では強風により、リンゴの落果が確認された。けが人も複数出ている。

▽台湾新幹線で一部運転見合わせ 航空便に欠航も

台湾高速鉄路(新幹線)では、午後1時38分頃、高雄市内で架線に強風で飛ばされたとみられる農業用の網が引っかかったため、台南―左営間で運転を見合わせている。

台湾鉄路管理局では南回線と阿里山森林鉄路が終日運休となっているほか、その他の路線でも運転区間の短縮や運休する列車が出ている。また、高雄メトロも高架区間で一時運転を取り止めたほか、高雄ライトレールや西子湾と旗津を結ぶフェリーも運休を決めた。

台湾桃園国際空港によると、午後5時までに72便が欠航。金門空港では台湾本島とを結ぶ36便が欠航したとしている。

河川の増水や土砂災害などの危険性があるとして、通行止めになる橋や道路も相次いだ。

(陳葦庭、邱俊欽、黄慧敏、汪淑芬、趙麗妍、余暁涵、郭シセン、黄巧ブン、王淑芬/編集:齊藤啓介)

最終更新:9月14日(水)18時18分

中央社フォーカス台湾

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。