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「復興のひまわり」満開 紀伊半島豪雨で冠水、和歌山・新宮の休耕田に40万本

産経新聞 9月14日(水)7時55分配信

 ■22日に「ひまわりまつり」も

 新宮市熊野川町能城山本と平野の両地区の畑でヒマワリが見頃を迎え、大輪の花を咲かせている。両地区の畑は、紀伊半島豪雨で被災した場所を地元農家らが力を合わせて復活させ、「復興のひまわり」として親しまれている。22日には畑周辺で「ひまわりまつり」も開かれ、地元の担当者は「満開に咲いたひまわりを通して、復興に向けて前進する新宮市の力を感じてもらえたら」と話している。見頃は9月末まで。

 「復興のひまわり」は豪雨で冠水し、休耕田となっていた場所に平成24年、地元農家らが種をまく活動を始めた。その後、毎年8月末~9月末にかけて計約5ヘクタールに約40万本ものヒマワリが咲く名物スポットとなっている。

 「ひまわりまつり」は、市や地域住民らでつくる「熊野川地域フラワーツーリズム推進協議会」の主催。復興した同町をPRし、観光客増につなげようと、昨年からスタートした。餅まきや同町で収穫された新米を景品にしたじゃんけん大会などを開催。昨年は約1500人が集まった。

 同協議会の下阪殖保会長(70)は「ひまわりまつりを実施することで、被災地のイメージを払拭し、地域に活気を取り戻したい」と話している。

 午前10時~午後2時。参加無料。問い合わせは同協議会事務局の市熊野川行政局(電)0735・44・0301。

最終更新:9月14日(水)7時55分

産経新聞