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CSとHR王へバトル…筒香と山田は“満身創痍”とコーチ証言

日刊ゲンダイDIGITAL 9月14日(水)12時34分配信

 CS争いをする3位・DeNAと4位・ヤクルトで、主砲同士が本塁打王をめぐって壮絶な戦いを繰り広げている。

 13日の直接対決はDeNAが11-3で勝利し、ヤクルトに4.5ゲーム差とした。DeNAの筒香(24)は40号3ランを放ち、38本塁打で追うヤクルトの山田(24)は無安打に終わり、その差は2本に開いた。勝負は最後までもつれるだろうが、当の2人は満身創痍の状態だという。

 筒香は3日の阪神戦で、強烈なファウルチップが右足甲を直撃。試合後は、テーピングでグルグル巻きにした足を引きずりながら球場を後にした。翌4日は欠場したものの、「痛みがあるというのは言い訳になる」と言って以降はスタメン出場を続けている。

 足の状態についてチームは詳細を明らかにしていないが、他球団スコアラーは「動きを見ると、おそらくヒビが入っているのではないか」と言う。

 DeNAの小川打撃コーチはこう話す。

「今は『日にち薬』でやっている。多少の痛みはあると思いますが、CS争いの中で、4番として、チームの顔として、責任感を持ってやってくれていると感じる。本塁打王を取れば今後のプラスになるはずだし、ゴウ(筒香)も意識をしているのではないか」

■見たいお客さんがいるなら…

 一方の山田も、体調は決して万全ではない。11日の阪神戦で岩貞から背中に死球を受けた。患部は赤く腫れ上がっているそうで、チーム内では「ボール1個分ズレて当たっていたら、肋骨が折れていたかもしれない」という声もある。

 今季は史上初となる2年連続での3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」達成が確実だが、前半戦は腰痛、右太もも裏痛を抱えながらプレー。7月30日の巨人戦では背中に死球を受けた際に、肋骨骨挫傷のケガを負った。それでも本人はこの日も「体は大丈夫です」と話し、試合に出続けている。ヤクルトの宮出打撃コーチが言う。

「自分の状態に関係なく、グラウンドに立ち続けようという意思が伝わってくる。山田を見たいというお客さんはたくさんいるし、チームも山田が打つことで勝利に導く可能性が高くなる。そういう部分も理解していると思う。本塁打王については、本人は口にはしていないが、ここまできたら取りたい気持ちはあると思う」

 軍配はどっちに上がるか。

最終更新:9月14日(水)12時34分

日刊ゲンダイDIGITAL

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