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年俸高すぎる虎助っ人にこそ超変革を 再交渉のネック、ハングリー精神も失う

夕刊フジ 9月14日(水)16時56分配信

 阪神は12日、マット・ヘイグ内野手(31)が右肩の診察と治療のため米国に帰国したと発表した。

 今季加入した大砲は、31試合に出場して打率・231、2本塁打、11打点と不振を極めた。6月6日に出場選手登録を抹消され、その後に右肩を痛めていた。今後は再来日せず、そのまま退団となる見込みだ。

 他の外国人野手では、来日3年目のゴメスの再契約も微妙な情勢にある。球団は来季に向けて新外国人選手の調査を続けており、リストアップした選手を10人程度に絞り込んでいるという。

 だが、ヘイグにかわる三塁手の人材難が問題だ。球団関係者は「打てる助っ人がなかなかいない。外野か一塁を守る選手を獲得することになる。だが若手と守備位置がかぶるのをどうするのか」と頭を悩ませている。

 一方、球団フロントは助っ人の年俸交渉面で「超変革が必要だ」と力説。「これまでは、少し成績を残すと他球団やメジャーへ流出するのを怖がりすぎて、年俸をポンとアップさせる傾向があった。ゴメスもそこそこに成績を出しているが、年俸が高すぎて(再交渉の)ネックになっている」と指摘する。

 その上で「今のやり方では、外国人選手のハングリー精神を失わせる結果につながっている。こうした部分も含めて、どんどん変えていかないと、このチームは変わらない」と力説する。

 今季の終わりが迫る中、早くもチームには“超変革”が必要な課題が山積している。 (山戸英州)

最終更新:9月14日(水)17時19分

夕刊フジ