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綾野剛、妻夫木聡とガッチリと抱擁! 役作りのための共同生活は「愛おしい時間」

cinemacafe.net 9/14(水) 20:09配信

映画『怒り』のジャパンプレミアが9月14日(水)に開催され、主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡のメインキャスト7名と李相日監督が500名の観客を前に上映前の舞台挨拶に臨んだ。

【画像】『怒り』ジャパンプレミア

吉田修一の同名小説を原作に、東京、沖縄、千葉の3か所で物語が展開。1年前に起こった殺人事件の特徴を有する素性の知れない3人の男たちに対し、彼らの周囲の人間が愛情や信頼と板挟みになりながら疑いを深めていくさまが描かれる。

渡辺さんらはタキシードやスーツ、ドレスなどのフォーマルな衣裳で出席。最初に姿を見せたのは東京編でゲイのカップルを演じている妻夫木さんと綾野さん。壇上でがっしりと抱擁を交わし、続いて沖縄編の広瀬さんと森山さんが現れて中央で握手。千葉編の宮崎さん、松山さんと続き、最後に登場した渡辺さんは李監督の手を取ってたからかと天へと突き上げた。

渡辺さんはこれから映画を見る観客に「インパクトのある映画です。覚悟して見てください」と宣戦布告! 李監督、宮崎さんとともに訪れたトロント国際映画祭で、観客と一緒に映画を鑑賞したが「最後に滂沱の涙が流れました。自分の出ている映画で泣いちゃうなんておかしいですけど…(苦笑)」といかにこの映画が自身にとって特別かを口にする。

キャスト陣のリアルな演技のための役作りも大きな話題に。森山さんは無人島を旅する男になりきるべく、撮影の予定よりも前に島に入り、実際に生活を送り、千葉の漁港で働く流れ者の青年を演じた松山さんも同様に撮影前から千葉入りした。また、ゲイのカップルを演じた妻夫木さんと綾野さんは、撮影期間中に実際に生活を共にしたという。綾野さんは「(自身が演じた)直人の存在があるのは妻夫木さんのおかげと言っても過言ではない」と語り、妻夫木さんも「僕も剛がいたから(役の)優馬でいられた」とうなづく。綾野さんの「妻夫木さんとの生活は愛おしい時間でした」という言葉に会場は温かい拍手と歓声に包まれた。

松山さんは本作を「1億人に見てほしい」と語り、この日の観客500名に対して「ひとり2千人に勧めてください!」とお願いし笑いを誘う。宮崎さんは、公開を直前に控え、“父”渡辺さんとこうしてイベントに出る機会も残りわずかということで「お父ちゃんの言葉を聞けなくなるんだなと寂しい気持ちもあります」と正直な思いを吐露。改めて、妻夫木さんは「一番大切な人と見てほしい映画です。最後にその意味を知ることになると思います」と呼びかけた。

最後に登壇陣を代表してマイクを握った渡辺さんは「ご覧いただければ何かを受け取っていただける映画だと思います」と力強く語り、会場は大きな拍手に包まれた。

なお、本作はスペインで開催される第64回サンセバスチャンのコンペティション部門に日本映画として唯一、出品されることも決定。先日のトロント国際映画祭の結果も近日中に発表されることになっており、海外での今後の評価、公開も期待される。

『怒り』は9月17日(土)より公開。

最終更新:9/14(水) 20:09

cinemacafe.net

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