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山中慎介「パナマにいい報告は届かない」 TV局の挑発に余裕の切り返し

デイリースポーツ 9月14日(水)6時4分配信

 「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(16日、エディオンアリーナ大阪)

 予備検診が13日、都内で行われ、王者・山中慎介(33)=帝拳=、挑戦者で同級1位のアンセルモ・モレノ(31)=パナマ=ともに異常なしだった。

 穏やかだった山中の顔が一瞬、険しくなった。会見で、パナマで試合を中継するテレビ局スタッフから「パナマでは、前回(2015年9月22日)の試合はモレノの勝ちだったと言う人が多かった。今回、明確に勝つためにどうするのか?」と質問されたのだ。

 コラレス、コンセプシオンとパナマ人選手が日本で立て続けにタイトルを奪取している。同スタッフによると「彼らよりもモレノが勝つ可能性が高い」とパナマでの期待は大きいという。

 通訳を介して質問の意味をかみしめた山中は「あと数発パンチを当てるだけ。いい結果報告はパナマには届かないと思うので、覚悟しておいてほしい」とやり返した。

 この一言でテレビ局員を黙らせた山中は「母国の選手を応援するのは当然。まあ、いい切り返しができたのでは」と、笑みを浮かべ、決戦の地・大阪に向かった。

最終更新:9月14日(水)7時2分

デイリースポーツ