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西川美和最新作「永い言い訳」に役所広司、香川照之、松たか子らがコメント寄せる

映画ナタリー 9/14(水) 12:00配信

西川美和が監督、本木雅弘が主演を務めた「永い言い訳」が10月14日に封切られる。このたび、本作をいち早く鑑賞した著名人からのコメントが到着した。

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「永い言い訳」は、妻の事故死に悲しみを感じられずにいる作家が、同じ事故で母を失った兄妹とその父親との交流を通して変化していくさまを描いた人間ドラマ。本木のほかには竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、池松壮亮、黒木華、山田真歩、深津絵里らが出演に名を連ねる。

「日本のいちばん長い日」で本木と共演した役所広司は「今作も先が読めない、人間の本性にカメラを向け、夫婦、親子、大人、子供たちについて深く考えさせられました。それにしても、子供の声音(こわね)、澄んだ瞳に映画の力を感じました」と賛辞を贈る。また「ゆれる」で西川とタッグを組んだ香川照之は「西川美和は、最果ての状況下での人間のエゴを、渇いたキャンバスに次々と投げつけていく。ここにまた1つ、彼女の心の闇が陰鬱に炙り出された傑作が産み落とされた」と、「夢売るふたり」に出演した松たか子は「妻の残像が、夫の生活を包み込んでいるように見えたり、それが薄まって見えてきたり、何とも言えない緊張感でした」とコメントを寄せた。

役所広司 コメント
類型的な登場人物に、ありきたりな設定を与え、ありきたりな感情を説明的に語らせる、そんな映画の真逆をいく西川監督作品。今作も先が読めない、人間の本性にカメラを向け、夫婦、親子、大人、子供たちについて深く考えさせられました。それにしても、子供の声音(こわね)、澄んだ瞳に映画の力を感じました。



香川照之 コメント
死が、残った生にもたらすものとは何か。西川美和は、最果ての状況下での人間のエゴを、渇いたキャンバスに次々と投げつけていく。ここにまた1つ、彼女の心の闇が陰鬱に炙り出された傑作が産み落とされた



松たか子 コメント
妻の残像が、夫の生活を包み込んでいるように見えたり、
それが薄まって見えてきたり、何とも言えない緊張感でした。
そして終盤、夫が「コトバ」に向かうときの姿が、
西川さんに見えてしまいました。何故? 今度、教えてください。



広末涼子 コメント
心に刺さる映画でした。
光も音も美しい映画でした。
胸を締めつけられる……愛する人を抱きしめたくなる映画です。



大久保佳代子(オアシズ) コメント
「強い人はちゃんと泣くの」という言葉にホッとした。私も泣けないほうだから。後悔はしたくないから、泣いても泣かなくても人と向き合う事に怠けちゃダメだと思った。



西加奈子 コメント
誰だって、どんな人間だって、ひたむきに生きるチャンスがあるのだ!



佐々木俊尚 コメント
私たちは夫婦関係にも親しい人の死にも、完ぺきを求めすぎなのかもしれない。
見終わってそう思った。リアルな生を取り戻せる、そんな希望を感じさせる傑作。



久米宏 コメント
数カット出演の深津絵里の鋏さばきが、
最後まで脳裏から離れない。
西川美和監督の映画さばきが全編を束ねている。
画面からレトルトカレーの香りが漂ってくる不思議。



箭内道彦 コメント
自分の弱さを知らされる映画に出逢うのは辛い。
でもこの作品が愛おしいのは、
作り手が自らの弱さを隠そうとしないからだろう。
俳優も、監督も。
幸せな夫という名の主人公。



(c)2016「永い言い訳」製作委員会

最終更新:9/14(水) 12:00

映画ナタリー

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