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前下院議長を公職追放=ルセフ氏弾劾主導の実力者―ブラジル

時事通信 9月14日(水)7時58分配信

 【リオデジャネイロ時事】ブラジル下院は12日、汚職事件で捜査を受けているクニャ前議長の公職追放を決めた。

 クニャ氏は、ルセフ前大統領の弾劾を主導した政界の実力者。政界の暗部に精通しているとされる。報復として「政治腐敗の実態を暴露するのではないか」と警戒する声も広がっている。

 クニャ氏は、国営石油公社の契約をめぐり、受け取った多額の賄賂をスイスの口座に隠した疑いなどが持たれている。口座の存在を否定し「私は潔白だ」と訴えたが、下院の9割の賛成で議員資格の剥奪と公職追放が決まった。

 クニャ氏は昨年12月、下院議長として、ルセフ氏に対する弾劾審議開始を決定。連立を組んでいたルセフ氏を窮地に追い込んだ。地元メディアは、クニャ氏の汚職疑惑を追及する議会の動きを阻止しなかったルセフ氏への報復だったと伝えていた。 

最終更新:9月14日(水)8時6分

時事通信