ここから本文です

【セントライト記念】プロディガル 大人の走り見せる

スポニチアネックス 9月14日(水)7時0分配信

 放蕩(ほうとう)息子が大人になった姿で帰ってきた。国枝厩舎のプロディガルサンが、中山メインの菊花賞トライアル「第70回セントライト記念」(3着までに優先出走権)にスタンバイ。1億9440万円で取引された逸材だが、春は2戦未勝利。超ハイレベルの3歳世代といえど最後の1冠は譲りたくないところだ。

 国枝厩舎の“放蕩息子”が、少しアダルトになって帰ってきた。プロディガルサンは、14年セレクトセールで1億9440万円で取引されたディープインパクト産駒。期待された春は重賞未勝利と結果を残せなかったが、師は「ワンランクアップしたよ」と頼もしげに秋初戦に臨む愛馬を見つめる。

 中でも一段と成長したのはその精神面。春はイレ込みやすい気性に悩まされてきた。「レース前に大汗をかいちゃうんだ。東スポ杯2歳S(2着)の後に放牧に出したのも、パドックでひどく汗をかいたから」。だが、夏を越えた今はすっかり落ち着いた姿を見せている。「精神的にかなりどっしりしてきたなと感じる。イレ込む面もだんだん良くなってくると思う」。

 指揮官が「やっぱりレベルが高いよ」と称する3歳世代のトップ級が集結したダービーは10着。大外18番枠から好位4番手を確保したが、先行勢総崩れの展開では苦しかった。同師は「結果的にはいい競馬をしすぎたのかな。でもうまく立ち回ることはできたし、(今回の)中山ならいいんじゃないか」と説明。中山コースは昨年9月の芙蓉SでV。適舞台での巻き返しを願っていた。

 Wコースでの1週前追いは、先週の京成杯AH3着ダノンプラチナに併入する素軽い走りを披露した(5F67秒8~1F12秒7)。「いい動きだった。プラチナよりも余裕があったくらい。筋肉も付いてきたし、元々晩成タイプだと思っていたから」と師。リアルスティールの全弟としても一気に注目が集まった逸材。「(菊花賞へ)どうにかここでメドを立てたいね」。馬名の由来は放蕩息子。この秋は、心配をかけた可愛い息子の孝行が待っている。

最終更新:9月14日(水)15時15分

スポニチアネックス

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ