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「ペヨング ソースやきそば キムチ味」ジャンクの王道を往く

アスキー 9月14日(水)18時0分配信

まるか食品「ペヨング ソースやきそば キムチ味」を食べます。「ジャンク」という言葉がこれほど似合うカップやきそばも、そうそうないと思います。

 今日はまるか食品「ペヨング ソースやきそば キムチ味」を食べます。価格は128円でした。内容量は101g、カロリーは457kcal。
 
 「ペヨング ソースやきそば」は「ペヤング ソースやきそば」の姉妹品。麺を10グラム減らし、ソースの味も変更した製品です。そのバリエーションがついに登場、というわけです。
 
 まず、パッケージの「キムチ味」のフォントに気合を感じます。“ペヨング”という名称がどことなく韓流スターを思わせる語感なので、キムチ味という文字が並んでいても違和感がありません。そんな気がします。
 
 開封してみると、入っているのはソースとかやくだけ。キムチそのもの、それに類するものはありません。キムチ入りだなんて言ってないからな、あくまでキムチ味なんだからな……というまるか食品の主張を感じました。
 
 味ですが……すごいです。おいしいかまずいかといわれれば、おいしい。しかし、「ジャンク」という言葉がこれほど似合うカップやきそばも、そうそうないと思います。
 
 確かにキムチ味です。キムチ風味。キムチっぽい味がする。ただ、それはどこまでいってもキムチの味そのものではない。かやくの中にある乾燥キャベツが口に入ったとき、「あ、キムチだな」と一瞬思います。ただすぐに、「違うわ、キムチじゃない」となる。
 
 駄菓子的といえば、おそらく当たっているでしょう。なんともいえないチープさがあります。味の基本はペヨングなので、ペヤングよりもやや甘さは控えめ。代わりに辛い。ですが奥深さとは無縁です。「辛い、はい以上」という辛さ。旨味もコクもないといえば、そうかもしれない。
 
 それでも、まずい、というわけではない。味としては単調であるけれども、揺るぎない個性がある。夜中に「食べたいな」と思ったら最後、猛烈に食べたくなってしまう中毒性もひそんでいる。この領域に達している製品を作れるメーカーが、まるか食品以外にあるかどうか……。
 
 ジャンクな食べ物。ジャンキーな味わい。そんな評価がよく似合う、B級の王道を往くカップやきそばでした。まるか食品のブレない姿勢に、心底感心いたしました。
 
コジマ
 
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
 
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文● コジマ

最終更新:9月15日(木)8時11分

アスキー